夕飯

ということで今日の夕飯

  • ポークソテーカレー風味(サラダ付け合せ)
  • がんもどき・鮭・野菜のエスニック炒め(えのきだけ豆苗・パプリカ・玉葱)
  • 南瓜の煮物
  • ワカメ・なめこ・長芋の味噌汁


★「孤独のグルメ」」(原作・久住昌之、作画・谷口ジロー)第6回鑑賞。<あらすじ>仕事と旧友との再会の為、井之頭五郎松重豊)は鷺ノ宮に出向く。旧友・吉野(田中要次)は、五郎に輸入雑貨商が
何たるかを教えてくれた男だった。訪れた吉野の店はリサイクルショップになっていた。そして、吉野はなんとニューハーフに
なっていた。「人を愛することはできても、子供を産むことはできない」と言う吉野は旅に出ようとしていた。近くのとんかつ屋
「ミックスカツ定食」を頬張る五郎の耳に「にんにく!」という常連客の声が。五郎も負けじとにんにく=ロースにんにく焼を頼む。


意外にも結構沁みる話だった。冒頭の回想シーン、バーで吉野に説教される五郎さん。イカしたバーで仏頂面の五郎さんが
飲んでるのはオレンジジュース!  ジュースでストレス解消出来るのか?(笑)
「恋をしろ! 相手のことだけを考えて、その人に贈るものを必死になって選べ!」それが審美眼に繋がると、五郎さんに頼もしく
助言しながらも、自らの恋愛については口を濁していた吉野。そうだったんだ。この頃から色々と辛かったのかしらね。
輸入雑貨から足を洗ったわけを「人を愛することはできても、子供を産むことはできないから」と語る吉野。愛する人と共に
生きる未来が見えないと悟った時、その人の為に贈り物を探すというモチベーションで輸入雑貨屋を続けていくことは、
吉野には出来なかったのだろう。もう誰も愛せないと吉野が思っているとしたら、少し寂しく感じる。
「お願い!」と言って五郎さんの背中に顔を埋めていたけれど、あの頃の吉野は、もしかしたら五郎さんのことが好きだったの
かしらね。「最後に会えて良かった」と語る吉野は、サバサバした様子で少し安心した。素の自分のままで過ごせるようになったのは、
せめての救いだと思いたい。
にんにく焼、美味しそうでした。しかし、ミックス定食の後、にんにく焼でライスお代わりって、五郎さん食べ過ぎだよ!
(クーラン)