東北旅行二日目 その二

宿を出発したが、雨は止まず。予定では、この日は近くにある「お釜」周辺を散策するつもりだったが、この雨では
とてもじゃないが無理。予定を変更して山形市内を観光することにした。


まず着いたのがコチラ↓

山形城(霞城公園)。東大手門橋。
山形城は、最上氏の祖斯波兼頼が、延文2年(1357)に築城したと伝えられている。本丸・二の丸・三の丸で配置され、
現在ではそのほとんどが失われており、復元や跡地を残すのみとなっている。

二の丸・東大手門。南多門櫓。
現在、山形城の復元作業が進んでおり、現在の計画では、2043年までに本丸御殿を含めて全面復元する予定だそう。

本丸一文字門石垣。平成8年の発掘調査で、土中から姿を現した櫓(やぐら)や枡形橋の石垣を復元したもの
最上家第11代当主・最上義光の像もあった。いさましい〜。


次に立ち寄ったのがコチラ↓

「旧済生館本館(三層楼)」。
霞城公園内にある。1878年(明治11)に山形県立病院として建設された。当時横浜にあったイギリス海軍病院を参考にしたと
言われている。中庭を囲んで病室を円形に配置し、正面の塔屋は三層構造の独特の形態になっている。
当時の人々は、この建物を親しみをこめて「三層楼」と名づけた。

三層楼の背面には中庭を囲む十四角形の回廊があり、回廊に沿って病室がある。
木造の擬洋風建築として明治初期の代表的な建物であり、ドアの蝶番や屋根の亜鉛板などはドイツから輸入された。

中庭を囲んで病室というのが面白い。

ステンドグラスがかわいい。らせん階段もイイ感じ。