東北旅行一日目 その二

白石城見学の後、近くにある武家屋敷を見に行く

宮城県指定文化財・旧小関家」
中級家中の屋敷で、鬱蒼たる庭樹でおおわれ、前面・側面は水流が巡り、景観的にも美しい。

平成3年(1992)に、主屋・門・塀が小関家から白石市に寄贈されたのを機に全面修復された

平面形状、架構手法とも古式で、仙台藩の250年超の古民家と殆ど異なるものがない。
農民住宅を素地として、次第に武士住宅としての体裁を整えてくる過渡的形態を示しており、創建年代の貴重な遺構。

素朴な造りに、当時の人達の簡潔な生活様式が見えてくるようだった。


お次に向かったのはコチラ

壽丸屋敷

明治中期に建てられた豪商の町屋建築。棟瓦の高さや鬼瓦の大きさなどから、かなりの豪商だったと考えられる。

玄関は唐破風の付いた格式の高い形式を取っており、玄関右脇には洋間が設えてある。
当時の豪商は、敷地内に洋風の要素を積極的に取り入れる傾向があった。

洋間には展示品が。だるまがかわいい〜。

廊下が美しい。

格子天井にもうっとり。


見学を終え、この日の宿に向かう。