日光旅行二日目 その四

雨は降ったり止んだりで、その都度雨宿りしながら拝観を続ける。
お次は「輪王寺大猷院」。三代将軍・家光の廟所で大猷院は家光の法名

「二天門」 承応2年(1653)建築。桁行5.3間、梁間3.1間、三間一戸、八脚楼門、入母屋、銅瓦葺き
二天門に安置されている持国天。オ―レ!(じゃない)

「夜叉門」 承応2年(1653)建築。八脚門、切妻、銅瓦葺き、正面には唐破風がついている。

朱色が主体で組物と金物が金、彫刻が極彩色で彩られ、牡丹、唐草牡丹の彫刻が多用されている事から牡丹門の別称がある

「唐門」 承応2年(1653)建築。屋根は唐破風で前面は丸柱、背後は角柱。

「拝殿」  承応2年(1653)建築。桁行8間、梁間3間、入母屋で本殿、相之間と一体となる権現造りとなっている。

拝殿と本殿をつなぐ間も美しい。大猷院は、東照宮を凌いではならないという家光の遺言で、彩色や彫刻は控え目に
造られているそうだけど、こちらの重厚な雰囲気も好みだった。充分ハデだし(笑)。