那須旅行一日目 その二

その後、向ったのは「茶臼岳」。まずロープウェイで「天狗鼻」まで一ッ飛び。
 展望台から「いい眺めだな〜」 
ここで終わりにしても良いのだが、この後、我々は徒歩で頂上を目指すことに。
がしかし、歩いて40〜50分位ということなので気軽に考えていたが、それにしては本格的登山スタイル
の老若男女をよくみかける。我々はかろうじてスニーカーと肩掛けカバン・・・(山ナメンな!)。
なにやらイヤな予感がしてきた。

予感的中なんじゃこりゃ!道ワルッ!ていうかハゲ山?
 
最初はとにかく砂と砂利の登り坂。その砂利に足をとられてなかなか前に進めない。

そのうち、道すらなくなり岩・岩・岩!おまけに辺りが霧に包まれて前が見えず。
ゴールも見えず(笑)。登れども登れども体楽にならず。

孫悟空でも生まれてきそうだな〜(笑)。こんな岩を下から見上げてよじ登る。
落ちたら確実に頭打って死ぬのでカエルみたいに岩にへばりつく。
でも一回だけ背骨をしこたま打ちつけた。もちろん青たんになってた(笑)。

もうダメ!と何度も思いながら登っていくうちに鳥居が・・・。頂上近し。
しかし、こんな岩山に鳥居ってなんか怖いわ(笑)。地獄に来たみたい・・・(笑)。

頂上到着〜。那須岳神社でお参り〜。周りが霧のせいかやっばり怖い(笑)。

そして下山。や〜、でも下りの方が全然キツイわ。
足が言うこときかないし、なにより下りの視界はなかなか怖い。
しかし、ゴールが近づくとクライマーズ・ハイ?になり、例の砂利ゾーンを「あはは!あはは!」と
笑いながら駆け下りていたオレ。オット曰く「ありえない速さで大変危険」だったそうな。
ということで、なんとか無事に下山。
オットはとても良かったらしくまた登りたいそうだが、私はしばらくはいいですわ(笑)。
これからここを登山する皆さんは最低でもスニーカーで臨むこと。サンダルとかマジで危険です。
あとカバンはリュックか肩掛けにして両手を使える状態にしておくこと。手持ちカバンは避けた方が
いいです。あ、杖とかストックがあると絶対楽だと思う(笑)。登山を終えこの日の宿へ向かう。