ラ・ジュテ

この日は夕方から映画を観に出かける。向った先はコチラ↓

高田馬場の「早稲田松竹」。来るのは結構久しぶり。
街の名画座として老若男女に愛されている劇場。我々も大変お世話になっております。


そしてこの日観た映画はコチラ↓
 「ラ・ジュテ」(フランス1962年公開作品)
写真家・ドキュメンタリー作家のクリス・マルケルが監督した“動かない映画”。
↓のモトネタとしても有名

The perfect collection 12 モンキーズ [DVD]

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本作は大量のモノクロスチール写真をスライドして作り出したわずか30分の短編作品。
しかしSF映画の傑作です。タイムパラドックスのオチももちろん素晴らしいけど、
なによりスチール写真のどれもが美しく、全てのシーンに「意味」があるように思わせます。
唐突な終わり方といい、観終わった後に受ける余韻は忘れることの出来ないもの。
以前ケーブルテレビで放映された時に見て大変感銘を受けたのですが、改めて観ると
この作品が語り継がれ、今もこうして残っている理由が分かる気がしました。
今回劇場で観れて本当に良かったなあ。ありがとう早稲田松竹

ラ・ジュテ [DVD]

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