石川セリ 樋口康雄に鑑み

昨日の日記で石川セリ樋口康雄二人の事をちょっとだけ書きましたが、村川透監督の
「哀愁のサーキット」の主題歌もこの二人なんですね。
この作品は未見です。タイトルから察するにメロドラマ?
セリさんは出演もされてるみたいですね。これは観たい!


ラピュタ阿佐ヶ谷さん、上映してくれませんか。


で、村川透監督といえば、松田優作との諸作ですよね。
この二人の「最も危険な遊戯」を数ヶ月前、早稲田松竹で観ました。
これはプリントの状態が良かったなー。20年前、上板東映で観た時よりも、12チャンネルで
放送された時よりも、退色が少なく、仙元誠三撮影によるブルートーンの画面が映えてましたよ。
最も危険な遊戯 [DVD]
「惚れるなら、女より、極上の危険!」って宣伝コピーも死ぬほど
カッコいいが、この映画の撮影当時、優作氏は車の免許持ってなかった。
なのでカーチェイスが撮れない。


ならばと、優作、走って車を追いかける!


このシーンが良いのですよ。
手足の長い優作の本気走り!この美しさはどうよ。
アクションシーンすらC Gで撮っちゃう昨今の映画とは比べものにならん。


村川透はホントに良い映画撮ってたんだな、と改めて思うとともに、氏の諸作は
すべて観ておきたいと思った次第。(○)