ローグ・アサシン

ジェット・リージェイソン・ステイサムの共演に幾許かの期待をして「ローグ・アサシン」を観た。
だが、芳しくない出来だ。
上記二人のクンフー対決がないのですよ、この映画。
パンフにジェット・リーのインタビューがでてて、そういう曲芸紛いのクンフーはもういいと言っている。
だったらアナタじゃなくても、と思うが、さらに続けて、慈善事業やってるんで金がいると、なので
「仕事として」「割り切って」出てると…。あぁ〜そういう取り組みなんですね。
そこまで言い切るとある意味清々しい。


PV撮ってた監督の演出も、作品を良くしようという意思感じられず。
早いテンポで、ドンパチ沢山入れときゃ、ジェット・リーだしヲタクなガキども(あ、それオレか!)観るだろ
…そんな適当さが作品から滲みでておる。
もうゾンビ映画と見紛うくらいバンバン人が殺される訳ですよ。でも撮り方に何の工夫も新味も無くて、
三池崇史の悪い影響が色んな国の映画に出始めてる。
エディソン・チャンサム・リーの「ドッグ・バイト・ドック」とかもね)
でも三池氏の映画は想像を絶するデタラメな演出があるからいいので、殺しのシーンだけマネしてもね。


あとアレも興ざめ…。昔は「マッドマックス」の串田アキラ!とか凄くカッコ良かったこともあったんけど
アレはね。(←分る人だけ分かってください)(○)