夕飯

ということで今日の夕飯

  • 焼きうどん(竹輪・ベーコン・マッシュルーム・青梗菜・人参・パプリカ・長葱)
  • アボカド
  • 豆乳スープ(ワカメ・じゃが芋・南瓜・白菜)


★「ゴーイング マイ ホーム」6話鑑賞。
〈あらすじ〉良多(阿部寛)と真田(新井浩文)は、クーナ探しのイベントの打ち合わせで、“クーナ事務局”へ。
商業的にはしたくないという菜穂(宮崎あおい)に、良多はホームページのリニューアルを提案。
クーナ目撃証言を集めたVTRを公開しようと、インタビュー回りを始める。


菜穂は真田の好みにドンピシャだった模様(笑)。「ツンデレ好きだから大丈夫」という真田に「デレなんてない。ツンだけだぞ」
と忠告する良多には思わず笑ってしまった。
良多達が行っていた「クーナ目撃証言VTR」でインタビューを受けていた中に、「まんが日本昔話」の「語り」をやられていた
常田富士男さんの姿を見つけて、思わず感動。伝説の妖精を語るのには、うってつけの人だわ。


沙江(山口智子)は、仕事で「料理がきれいすぎる。そこから家族の生活が想像できるようなものを作ってほしい」と言われ、
面食らう。目に見えるものしか信じない、リアリストの沙江には戸惑う依頼だったと思う。しかし、自分の料理で目に見えないものを
表現するという作業に、俄然やる気を漲らせる。「仕事」だからと割り切ったやり方ではなく、楽しんで作業をしている沙江を見て、
結構柔軟な人なのだと思った。もう少し頑固な人だと思っていたので、意外だった。


萌江(蒔田彩珠)が、亡くなったクラスメイト・めぐみの机を勝手に教室に戻した件で、沙江は担任から注意を受ける。
帰り道、「父親が亡くなった時、母は遺品をすぐに捨てようとしたけれど、それがすごく嫌だった。だから、萌江の気持が
よく分かる。」と、語りかける沙江。以前沙江は、「物に宿る小さな神様」の存在を否定していたけど、この「小さな神様」って、
ある意味、持ち主の思い出や思い入れそのものだと思う。沙江は、そういった情緒がない人なのだと感じていたが、そうではなかった。
昔、辛い思いをしたことで、物や思い出に過剰な執着を抱かないようにしているのかもしれない。
しかし、沙江は萌江の行動を否定したりはしなかった。心の傷が癒えるのには、人ぞれぞれの長さの時間が必要だということを
理解しているからだ。萌江は、自分自身の苛立ちや不安をどうすればいいのか分からなかったのだろう。
誰かにうまく説明できるとも思えなかったし、ましてや、良多と沙江に言ったところで、分かってはもらえないと思っていた。
だから、沙江に分かると言ってもらえて、少しだけホッとしたのではないかと思う。
「萌江のこと、分からないところもあるけど、分かるところもある」と語りかける沙江。
以前、「萌江のこと、分からないよ」と、子供自身にぶつける沙江にビックリしたが、これが、この親子の関係性なのだと思う。
お互い自分自身に正直で、似たもの母娘なのだ。その正直さがやり切れない時もあれば、救われる時もある。
萌江がもう少し大きくなったら、かなりスリリングで面白い会話のやり取りが出来る母娘になるのではないかと思った。(クーラン)