夕飯

前日が嘘のように良い天気。日中、買い物に出掛けたが、汗ばむほどの陽気。
マフラーと厚手ジャケットを羽織っている人を見かけたが、さすがに暑そうだった。
ということで今日の夕飯

  • 秋刀魚の蒲焼丼
  • 大豆のトマト煮込み(ピーマン・人参・パプリカ・セロリ・ハム)
  • とろろ
  • ワカメ・なめこ・大根の味噌汁


久しぶりの丼で、オットに好評。途中で味を変える為にとろろを用意。美味しかった。オットはごはんにかけずにそのまま食す。


★「相棒season11」第4回鑑賞。
〈あらすじ〉航空会社NIA人事部の内藤(菊池均也)が殺害された。NIAは享(成宮寛貴)の恋人でCAの悦子(真飛聖)の勤務先。
杉下(水谷豊)は、内藤が労働組合の委員長だったことに注目。2年前の大量解雇や給与カット時に組合の闘士だった内藤が、
なぜ“敵”の人事部に異動になったのか。杉下は内藤の携帯電話をチェック。殆どが携帯電話の番号であるにも関わらず、
「AP佐久間」という人物だけは固定電話だ。「AP」とは何を意味するのか?


新相棒で新たなステージに立った相棒の11作目。モチロン見てましたけど、感想サボリまくりの末、4話から突然の開始。
事件は、一人の殺人から、警察庁とNIAの天下りバーター(交換)の露見へと発展する。国家公務員は、退職すると2年間は
退職前の関連企業への天下りは事実上できない。各省庁は天下りのポストを民間出身者に渡す代わりに、民間の天下りポストを
省庁のOBに貰う。見かけ上、天下りはなくなるが、実は、省庁と民間が天下り先を交換しただけ。
事件自体は発作的で計画性もない単純なものだったが、その裏に隠されていた天下りのシステムは、事情を知る人間が少数にも
かかわらず、大かがりで手の込んだものになっている。こんなことまでしておいて、「バーターによる天下りは、反道徳的だが
違法ではない」という事実に、何とも理不尽なものを感じる。
そのシステムに関わり、巻き込まれた形のNIA側の社員は、会社を愛し守ろうとしていた。
かたや、そのバーターで、警察庁警備局長からNIA関連会社社長に納まった潮(石丸謙二郎)は、厚顔無恥な男。
殺されたり、自ら命を絶とうとしてまで社を守ろうとした人間と、己の保身しか考えていない人間。対比は歴然としている。
ところで、石丸さんの演技が、いかにもな「悪代官」の演技で、若干ひいた。「体制側は悪」という印象を持たせる演出側の
意図なのだろうか? 「天下り天下り」とやたら連呼しているのも気になった。


最後にサプライズがあった。実はこのシステムを考えたのは、カイトの父、警察庁次長・甲斐峯秋(石坂浩二)だったのだ。
杉下により、天下りシステムの内実は公にされ、エリート専用天下り斡旋会社は機能しなくなると思われたが、間髪入れず
「抜け道」を指示する甲斐峯秋。さすが巨悪(?)。考案したシステムが潰されたのに、なにやら面白そうな顔をしている。
まだまだ余裕がある。ということなのかな。まずは杉下にカイトを辞めさせて、次は自分が杉下を辞めさせる。
そんな計略を仕掛けてきそうで不気味〜!!
あ、最後に、カイトの恋人がCAだと知り「合コン!合コン!」と浮かれまくる米沢さん(六角精児)と角田課長(山西惇)がおもろかった。
(クーラン)