夕飯

ということで今日の夕飯

  • 赤魚の粕漬け焼(ブチトマト・水菜とラディッシュのおひたし付け合せ)
  • がんもどきと野菜の卵とじ(しめじ・絹さや・人参・牛蒡・長葱)
  • 長芋とアボカドのサラダ(パプリカ・南瓜・キュウリ)
  • ワカメと大根の味噌汁


★「リーガル・ハイ」第6回鑑賞。<あらすじ>小説家の神林(鈴木一真)が離婚調停の相談に来た。離婚訴訟は引き受けない主義の古美門(堺雅人)だったが、
黛(新垣結衣)の教育の為にと服部(里見浩太朗)に言われ、しぶしぶ受諾。神林の妻・安奈(青山倫子)は、三木(生瀬勝久)の
事務所に弁護を依頼する。ところが、初協議に現れた安奈の弁護士は、古美門の元妻・圭子(鈴木京香)だった。


冒頭から、神林と安奈の「いい夫婦」ぶりの描き方に、悪意を感じる(爆)。「違いがわかるナントカ」的な広告写真とか
最高に笑えたわ。シュッとして見える神林が、実は戦車や戦闘機オタクなのもイイ。
妻のDVから、身を挺して、戦車の模型を守る姿には、思わず涙が(←嘘です)。
神林・安奈夫妻にうっとりしてる乙女な黛の描き方にも悪意を感じる。実際、「キラキラ〜!!」な効果音がついてたしな(爆)。
しかし、古美門が離婚経験者だったとは意外。てっきり、結婚否定主義者だと思っていた。
元妻の圭子はまさに「女古美門」な女性で、黛と並ぶとその迫力と貫録の差は歴然。
確かに、一つ屋根の下に二人の古美門がいては、結婚生活は長く続くはずがなかっただろうと思った。


離婚調停は、圭子・安奈側が終始有利に進めるが、女子会で圭子が黛に漏らした一言から、古美門と黛は、安奈の「ある事情」に
辿り着く。それが決定打となって、古美門・神林側の全面勝利となるが、黛は気付いてしまう。
圭子はわざと黛にヒントを与えたのではないかと。夫にDVをふるったり、古美門に切り付けたりする安奈の精神状態では、
修復や和解に応じさせるのは不可能だった。「ある事情」から始まり結婚生活に至る間、過去に縛られ自分を偽る生き方が、
安奈を疲弊させていたのだ。裁判に勝利し、法外な慰謝料を勝ち取ることは、確かに依頼人の利益である。
しかし、今の安奈が無意識に求めるものは、自立した一人の女性として、前を向きたい。自分の人生を大事にしたいという望みなのだ。
それを見抜いた圭子は、裁判に負けてまでも、本当の意味での依頼人の利益を最優先にした。
という自身の仮説を確信する黛は、「全ては圭子さんの術中で、古美門先生は勝たされたのだ」と服部に打ち明けるが、
服部の眼力は更にその上をいっていた。
「阿吽の呼吸で、古美門先生もまた、圭子さんの意図を瞬時に理解し、敢えてそれに乗ったのだ」と説く。
どちらが正解なのかは、人によって違うのだろうが、私はやっぱり服部説を支持するかな(笑)。
二人で戦かった裁判が勝利した時の記念金貨。半分にした金貨を今でも各々持っている二人の姿にちょっとだけジンときた。
夫婦としてはうまくいかなったけど、戦友としては今でも最高の相性なのかな。圭子の再登場を希望。(クーラン)