夕飯

この日は所要で出かけた。ということで今日の夕飯

  • バッタイ(厚揚げ・海老・鶏肉・ニラ・人参・パプリカ・卵)
  • 酸辣湯風スープ(ワカメ・しめじ・長芋・青梗菜・プチトマト)  


バッタイを食べながら「なんか足りない」と思っていたのだが、もやしが入っていないことに気が付いた。
歯応えの点でも、もやしが入っているのといないのとでは大違い。今度は絶対に入れよう。


★「鍵のかかった部屋」第6回鑑賞。<あらすじ>里奈(能年玲奈)が出演する舞台に招待された純子(戸田恵梨香)は、榎本(大野智)を誘い観劇。
公演後、純子は劇団員の薬師寺が密室の楽屋で撲殺された現場に遭遇する。里奈の恋人で劇団員の井岡(桐山照史)に
容疑が掛かり、里奈に協力を求められた芹沢(佐藤浩市)は、榎本を呼び出す。


劇の前に行われていたパフォーマンスが「トロン」みたいで面白かった(笑)。
密室とは、「鍵のかかった部屋」だけにはとどまらないものらしい。厳密に言えば、その場所への物理的な出入りが不可能な
状態のことを指す。そういう意味では、上陸・離陸が不可能な孤島も「密室」になる。密室の定義について、まともに考えたことが
ないので知らなかったなあ。勉強になった。
今回の場合、殺害現場の下手の楽屋は殺された薬師寺専用状態になっており、薬師寺の楽屋に行くには、売店があるロビーか
舞台上を横切るしかない。しかし、殺害されたのは舞台の上演中で、観客も舞台を観ている。売店にも人がいる。
舞台上演中の薬師寺の楽屋は「密室状態」だったのだ。売店にも人がおり、客席にも300人の観客がいるなか、どうやって
薬師寺の楽屋に入り殺害したのか。
犯人の鬼塚(坂本昌行)は、驚異的な方法でそれを実行した。人間はゆっくりと動くものを認識できない。
脚本家兼役者でもある鬼塚は、薬師寺を殺害した後、「切り出し」と呼ばれるセットに隠れながら舞台を横切った。
幅10メートルの舞台を、秒速0.2cm・80分もの時間をかけてゆっくりと小道具と移動していったのだ!
本当に気付かないものなのだろうか?とすぐに思ったが、なんと冒頭のシーンで視聴者に向けて、その実験が為されていた。
確かに全然気づかなかった。視界に映るもの全てを認識し見ているつもりでも、例えば会話等どこか一点に意識が集中すると、
周囲の少しずつの変化には気付かない。目に見えるもの全ての情報を把握しているつもりでいるのは、危険なことなのかも。
今回の犯行は、緻密な計算・恐ろしい集中力を必要とした。その為に、何日も何時間も練習し計画を練っていた鬼塚の執念に
唖然とした。それだけの集中力とトリックを思いつく能力があるのに、どうして井岡にゴーストライターなどさせてしまったのか。
それが一番の謎だった(笑)。(クーラン)