夕飯

ということで今日の夕飯

  • ポークソテー(ほうれん草のサラダ付け合せ)
  • 炒り豆腐(しめじ・青梗菜・パプリカ・人参・卵)
  • 竹輪と長芋のポン酢ジュレ和え(オクラ・ラディッシュ)
  • ワカメと茄子の味噌汁


★「SPACE BATTLESHIPヤマト」(監督:山崎貴 出演:木村拓哉黒木メイサ柳葉敏郎緒形直人堤真一山崎努)鑑賞。<あらすじ>西暦2199年、謎の異星人ガミラスが地球に侵攻し、人類は絶滅寸前に追い込まれる。5年後、生き残ったものは
放射能で汚染された地上を逃れ、地下で生活していた。ある日、地球にカプセルが落下する。惑星イスカンダルからの通信カプセルで、
そこに行けば、放射能浄化装置があるという。人類最後の希望を乗せて、最後の宇宙戦艦“ヤマト”がイスカンダル目指して旅立つ。
元エースパイロットの古代進も、ヤマトに乗り込むが、行く手にはガミラスの艦隊が待ち構えていた・・・。


テレビ放映版を鑑賞。
う〜ん。物語的には、いわゆる「一作目」の内容なんだけど、ラストは「さらば宇宙戦艦ヤマト」で終わった。という感じだった。
映画版の古代進は、「一作目」の青臭くて血気盛んな古代が、そのまま年をとったようなキャラクターで、感情移入は出来ないが、
映画を引っ張るには丁度いいキャラクターだったのかなと思う。
森雪も、レーダー担当から男勝りのパイロットに変更されていて、時代を感じる。でも、古代と恋に落ちてからは、女性らしい
かわいらしさを滲ませていて、好感をもった。


脚本は、地球の家族との交信シーンや各キャラのセリフ等、名場面をコツコツと拾い上げてくれているとは思う。
しかし、正直「さらば〜」的な内容を盛り込む必要があったのだろうか?と疑問を感じた。
後半、乗組員はほぼ死亡するので、次々見せ場(戦死)がやってくるが、其々を巧く演出しきれていないので、全体的に平坦な
印象になってしまったように感じる。おかげで、沖田艦長の最期の名セリフも、古代の特攻シーンも感情がのらず、この作品の
クライマックスがどこなのか、はっきりしなかった。本当に残念だった。
カットされている部分もあるのだろうが、乗組員達の絆が深く描き込まれていないように感じたことも、影響しているかもしれない。
例えば、島との友情とか。島との別れはコッテリと描いてほしかったな(笑)。古代守・進兄弟のシーンも見たかった。
それと、ガミラス星人と戦艦のデザインがイマイチで、若干テンションが下がりました(笑)。付け加えていうなら、デスラー
実体がなければ、美学もない存在。実体は仕方ないとしても、美学は漂わせてほしかった。(声は伊武雅刀なので良かった)
でも、最後のオチにはびっくりした。まさか、雪と古代の間にねえ。希望の象徴でもあるということで、このオチには納得致しました。
(クーラン)