一人酒

この日は金曜なのでオットは呑み会。私も一人酒した。
ということで今日のつまみ

  • 豆腐の洋風煮込み(昨日の残り)
  • ツナとブロッコリーのイタリアンサラダ(昨日の残り)
  • チーズ  「sol de espana blanco」できめる


先日、オットが会社帰りに通りかかった酒屋の完全閉店セールで買ってきてくれた(笑)。
フルーティーな香りで、キリッとした後味で美味しかったです。ありがとう、オット!


★「最後から二番目の恋」第9回鑑賞。<あらすじ>千明(小泉今日子)を意識するようになった万理子(内田有紀)は、偶然千明とキスをしてしまい、益々意識するように。
しかし、キスの一件を全く覚えていない千明に、万理子は複雑な思いを抱く。万理子はライバルである真平(坂口憲二)と
本音を語り合う。


酔って真理子とキスをした千明は、そうとは知らず、傍で寝ていた和平(中井貴一)とチューしたとばかり思い込む。
笑いながら「事故」について告白するが、土下座せんばかりに平謝りする和平の反応を、千明は好もしく思う。こういう時の
正しい反応って、見当つかないけど、年代や状況で正解は変わってくるのだろうな。あんまり謝られるのも嫌だけど、
私も和平の反応には好感を持った。つまらなくても、重くても、そういうことを笑って流すことが出来ない価値観の人がいても
いいんじゃないかと思う。
真理子は千明に対する感情を冷静に分析し、そのうえで「自分は同性愛者ではないけれど、千明という人そのものに恋をしている」
と真平に告白する。繊細で後ろ向きに見えても、真理子はやっぱり男前で前向きなんじゃないかと思う。自分の感情を慌てふためく
ことなく受け入れて、その思いを胸の奥に閉じ込めたりもしない。まず恋敵の真平に仁義を切ってくるあたり、勇気があって
オープンだと思った。「片思いも嬉しいものですね。」と微笑む真理子は、ついこの前まで「皆さん恋がお好きですね」と
呆れていた女性と同一人物なのだ。真理子を見て、「恋すること」は「嬉しいこと」なのだなあという感覚が、久しぶりに
心に沁みてきた(笑)。そうか、これは真理子の初恋なんだ。真平の初恋も千明だし、やっぱり双子だな〜。


更に、千明に請われてバイトをすることになった真理子は、想いを隠して同じ職場で働くのは申し訳ないからと、千明に告白する。
和平を同席させてはいたが、その大胆さには感動した。
更に感動したのは、さすがに怖くて、最後の「好きです」の一言を、和平に叫んでしまった真理子を、自分に向き直させ、
改めて告白を促した千明の対応。「告白する」という行為から真理子を逃げ出させず、目と目を合わせて、最後まで想いを伝えさせ、
受け止めた。真理子の初めての恋心を、適当に流したり、無慈悲に拒絶することもなかった。それが、どれだけしんどいか、
千明にはよく分かっているからじゃないかと思う(「ポストイット事件」とかで)。「ありがとう」と言われて、真理子はどれだけ
救われたことか。子供みたいに泣く真理子と超絶男前な千明様に、私もちょっとだけ泣かされた(笑)。(クーラン)