夕飯

この日は、雨だし寒いしで買い物に行く気がすっかり失せる。
ということで今日の夕飯

  • 皿うどん(シーフードミックス・豚肉・しめじ・ピーマン・パプリカ・人参・キャベツ・もやし)
  • 豆乳ミソスーブ(油揚げ・ワカメ・長芋・大根・玉葱)


豆乳・味噌・油揚げと大豆食品のトリプル使いだなあ。一種減らしても良かった。


★「ラッキーセブン」第7回鑑賞。<あらすじ>淳平(大泉洋)は、航空会社勤務の千崎(中越典子)と見合いする。駿太郎(松本潤)達は興味本位で淳平を
尾行するが失敗。探偵社に幽霊の調査をしてほしいとトメ(水野久美)が訪れる。依頼を断る淳平だが、千崎の仕事に対する
姿勢に論され独自に調査を始める。


淳平のキャラが立ちまくっていて、面白い。駿太郎達との掛け合いではかなり笑わせてもらった。見合い写真の中に
ルパンみたいな一枚があって爆笑した。
見合い相手の陽子(中越典子)は、航空会社勤務といってもCAではない。Lost and Foundと呼ばれる、遺失物係だった。
顧客の忘れ物を、とことん捜し出す。床を這いずり回っても、ゴミ袋を漁ってでも見つけ出す。こういう仕事があるとは
知らなかった。仕事について、誇りと情熱を込めて語る陽子は輝いてるなあ。でも、ちょっと気真面目すぎるような(笑)。
由貴(吹石一恵)と似通っているようにも見える。淳平はこういうタイプに弱いのね(笑)。


トメの依頼は、自分の元に現れる幽霊が戦士した恋人なのか確かめてほしい、というものだった。字ズラだけ追えばトンデモナイ
依頼だが、陽子に感化されたこともあり、この言葉に込められたトメの本当の依頼について、考え始める淳平。
私費をつぎ込み、探偵社でトメの恋人について調べ出す。調査の様子が割としっかり描かれていて好感を持った。
というか、70年近く前の戦争記録が、程度の差こそあれ今でも形として保管されていることを知らなかったので驚いた。
その細々とした線を辿り続けて、ついにはトメの恋人の郷里が判明する。やはり「記録」を残しておくというのは絶対に
必要なことなのだと感じた。

ところが、実はトメは癌を患っており、治療を拒否して、探偵社に依頼してきていたのだ。空襲で思い出のお守りは焼け、
誰も自分と恋人の恋を知るものはいない。誰かに知っておいてほしいという気持ちもあったのではないかと思う。
なにより寂しかった。本当は家族が欲しかった。だからこそ、恋人と歩むはずだった未来について思いを馳せたかったのだ。
そんなトメに、淳平は恋人の故郷で甥から譲り受けた勲章を手渡す。「帰ってきてくれたのね。約束果たしてくれたのね」と
涙するトメ。これも、恋が成就した一つの形なのかなとも感じた。
そんなトメを「少しでも可能性があるなら、今を幸せだって思えるなら、絶対生きた方がいい。」と淳平が励まし、
「これからは、これがおばあちゃんを守ってくれる。」と駿太郎は新しいお守りを手渡す。恋人の形見と、新しいお守り。
トメは懐かしい想い出と未来を願う心を手にしたのだ。それは、生きようとする気持ちにきっと繋がっていくはず。
晴々した明るい結末が、とても良かったと思う。次回も期待大。(クーラン)