お祝い

この日はお義母さんの「古稀」のお祝いを。
家でゆっくり家族と過ごしたいというお義母さんの希望で、お昼頃皆でオットの実家に集まる。 
ごちそうを食べながらお酒も呑み、和やかにお義母さんの古稀を祝った。
お義母さん、いつまでもお元気で。そしてこれからもよろしくお願いいたします。


この日は、義妹さんの娘、つまり姪御ちゃんは、お友達と買い物に行くとのことで欠席。
姪御ちゃんは、最近友達の影響でアニメにハマっているそうな。ていうか、クラスにはジャニオタか、アニオタの二種類の人種しか
存在しないらしく、それでアニオタになったらしい。かけ離れたジャンルで二分され、中庸がいないイマドキの中学生事情に唖然。
でもそう考えると、ジャニーズアイドルの人達が、怪物くんや妖怪人間べムを演じたのは、両者の欲求を満たした万全の配役
だったのか。と考えてしまった(原作アニメが古すぎるけど)。


大河ドラマ平清盛」第2回鑑賞。<あらすじ>成長した平太(松山ケンイチ)は、二人の父を持つ自分に苛立ち、賭場をうろついて「無頼の高平太」と呼ばれる
ようになる。育ての父・平忠盛中井貴一)は、平太を嫡男としていることで、弟の忠正(豊原功補)とぶつかる。
平太は、夜の町で落とし穴に嵌った高階通憲阿部サダヲ)を助けた。通憲は乱れた世を嘆き、殺生禁断令をだして狩りや
漁を禁じた白河法皇伊東四朗)を「もののけ」と呼ぶ。


画面作りが色々と話題になっているようだけど(笑)、今回も凄かったなあ。雨に濡れた道とか、もうぐっちゃぐちゃ(笑)。
でも舗装されてるわけないんだし、それも当然のことだよね。猥雑でボロボロに崩れた街の様子がとても良かった。
いよいよ今回から登場の松ケン。吠えまくり、暴れまくる野良犬の如き清盛像はダイナミック。以前に比べ顔がふっくらしている
ようにも見えるけど、その分、体も一回り大きく見えた。その体で清盛のパッションをアツく表現している。でもまあ、今の時点では、
清盛は反抗期真っ只中の子供。この清盛がどう育っていくのか楽しみ。
子供事情も面白いけど、大人事情も気になる。言葉の少ない忠盛の深慮が、今後清盛にどう伝わっていくのだろうか。
「(清盛が自らを)初めて武士といった」と豪快に笑い、一人喜びを噛みしめる忠盛の姿が印象的だった。
鳥羽上皇三上博史)の璋子(檀れい)への屈折した思いにも、ゾクゾクとさせられる。この璋子は不思議ちゃんみたいな
描かれ方で、まともにぶつかってもその真心に何も返してはくれない。ドス黒い怒りが鳥羽をどう変えていくのか。
王家?の内情は、平家にも関わってくることなので、目が離せない。
残念なのは、早々に白河法皇が退場したことかな。伊東四朗は正に「もののけ」な演技で、あのおどろおどろしさをもう少し
見てみたかった。殺生禁断令は「もう少し生きていたい。それが叶わぬなら、死後は極楽浄土に行きたい」という白河のあがき
だったのだろう。清盛に「お前にも『もののけ』の血が流れている」と告げたのは、清盛を一目見て、彼の体から発散される
若さや生命力を妬む気持ちもあったからではないかと思う。
そういえば、「このOPはキース・エマーソンの曲では?」とオットが言ってたんだけど、そうなのかしら?
てことは、ブログレが大河ドラマのOPってこと? それは凄いかも。(クーラン)