金曜家呑み

この日は「寒の入り」ということだったけど、日中は日が照っていて結構暖かかった。
金曜だけど、珍しくオットの呑み会はナシ。なので?家呑みした。
ということで今日のつまみ

  • 温奴
  • もずく酢
  • サラダ(グリーンリーフ、アボカド。プチトマト、キュウリ)
  • アサリの酒蒸し(マッシュルーム、パプリカ付け合せ)
  • ハッシュポテト
  • アメリカンドッグ
  • その他 オットはプレミアムモルツ、私は日本酒できめる


お節の一斉処理を狙ったが、まだ余ってる(笑)。ビールはオットの実家からの貰い物。
呑みすぎたのか、深夜オットの偏頭痛が勃発(←やれやれ)。


★「孤独のグルメ」(原作・久住昌之、作画・谷口ジロー)初回鑑賞。<あらすじ>個人で雑貨輸入商を営む井之頭五郎松重豊)は、仕事の合間にふらりと立ち寄った店で食事をする。
そこには、言葉に出来ないようなグルメ達との出会いがあった−。
門前仲町」のカフェを訪れた五郎。明るすぎる女性店長(山村美智)に疲れを感じた五郎だが、その後、素敵なアンティー
ショップに立ち寄り癒される。ぶらりと歩きながら見つけた今日のグルメは、小さな居酒屋のやきとり、そして焼きめしであった。


原作は途中まで読んでるんだけど、未だに読破してません。なので、自分の記憶の中に、まずこの「焼き鳥屋さん」が全然無かった。
更に、本編が終わった後に登場した久住昌之が「ドラマ版の井之頭五郎に呑み屋で食事をさせることに抵抗があった」と言うのを聞き
「?」と思ってたんだけど、HP見てよく分かった。ドラマ版のモデルになる各店は実在するけど、原作に登場する店ではない。
ドラマスタッフが探してきた店らしい。つまり、このドラマ版はある意味完全オリジナルと考えて良いのではないかと思う。
で、そのうえで見てみると、結構面白かったです。全編、五郎が食ってる映像なのかと思いきや、前半は日常でのちょっとした
気疲れや触れ合いが描かれ、五郎が訪れた街をぶらつく画も入れられている。五郎の人と成りが徐々に分かってくると同時に
その空腹にこちらも段々と乗っかっていく感覚になる。適度な焦らし(笑)の後に「本日の店」登場〜!という話の運びに、思わず
前のめりになった。紹介された店も、イイ感じの店で、イイ感じのおばちゃんがいて、イイ感じの御常連がいる。
「ん?この感じどこかで見たな」と思ったんだけど、そういえばコレ「吉田類の酒場放浪記」と感じがちょっと似てるかも(爆)! 
今回のお店が大衆居酒屋というのも、それっぽいし(笑)。アレのドラマ版と考えると分かりやすいかも(←今のところは)。
で、そういうお店のグルメとして紹介されたのが、焼き鳥(全て塩)と焼き飯だったんだけど、生ピーマンにつくねを押し込み
潰して食べる「新しいピーマンの肉詰め」は衝撃でしたわ。あれ、ごはんのおかずとしてとはキビシイかもしれないけど、
酒のつまみとしては、適度にサッパリして歯ごたえもあって、最高だと思う。なんで今まで気付かなかったんだろ。
「にがっ!うまっ!苦旨い!」という五郎さんの心の叫ぶには思わず笑ってしまったが、原作なら「ライスをやってないなんて
残酷すぎる」とか言うのかしらと想像してしまった(五郎は下戸だから)。それは今後に期待(笑)。
もう一つ衝撃だったのは、お店の「おばちゃん」ですね。本編のおばちゃんは、「酒場ギャグ」を飛ばす「いかにも」なイイお顔だちの
女性で、モデルになったお店のご本人なのかと思っていたら、なんとご本人そっくりの女優さんだった。
あまりに店に馴染んだあの佇まいには、ホントにビックリした。ああいう人が今後も登場することに期待。
松重さんの「五郎」は、かなり飄々としている感じだけど、食べっぷりがいいしドラマ版として好印象です。
最後の久住昌之のコーナーも面白かった。「♪い・の・かしら!ごろ〜♪」のエンディングテーマは、ちょっと吹いたけど、
あれも本人作曲らしい。オリジナルとはいえ、原作者がかなり関わっているみたいなので、今後も破綻することはないんじゃ
ないかと思う。面白かったです。(クーラン)

孤独のグルメ (扶桑社文庫)

孤独のグルメ (扶桑社文庫)