イブなのに

せっかくの休日イブだというのに、オットは胃痛。なので、この日作る予定だったメニューは延期することにして、オットの提案で
映画を観に行くことにした。映画の前に「粥餐庁」(カユサンチン)というお店で食事を済ませる。
ということで今日の夕飯

薬膳カレーセット(オット)、ガパオごはんセット(私) 私はビールできめる。オットは呑まず。
オットがお粥みたいにさっぱりしたものが食べたいと言うので、正に専門店?のコチラに入ったが、二人とも頼んだのは
お粥じゃねーし(爆)!


★この日観た映画は「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」(監督:ブラッド・バード 出演:トム・クルーズ
ジェレミー・レナーサイモン・ペッグポーラ・パットン。<あらすじ>IMFエージェントのイーサン・ハントは、ロシアのクレムリンに潜入し、コバルトという男の情報を取り戻すミッションに
参加するが、潜入中に何者かがクレムリンを爆破する。IMFの犯行とみなすロシアとの関係悪化を恐れ、米国は“ゴースト・
プロトコル”を発動し、IMFの機能を停止させた。しかし、コバルトの核戦争勃発計画に気付いたイーサンは、チームの4人だけで
コバルトを追うのだった…。
 

正直、全く期待してなかったんだけど、良い意味で裏切られた(笑)。今まで、このシリーズで一番面白かったのは「MI2」
だったんだけど、この日この時から本作になりました。ダントツに面白いです。
物語はありがちな話だと思うんだけど、アクション演出がとてもいい。これまでのイーサン・ハントの仕事っぷりって、
あまりにも凄いコトを余裕綽々でやってるので、観てる方は興ざめしてくるパターンが多かったのだけど、今回はギリギリで
ミッションを遂行しているという路線で演出しているのがとても良かった。
ドバイの世界一高いビルのガラス窓を吸盤で登る等、やってることはアナログなのに、とんでもないスケールのアクションシーンを
ふんだんに盛り込み、工夫をこらした作りになっている。伏線も巧く使われていて面白い。
あと、今回一番良いなと思ったのは、チーム4人が皆キャラ立ちしていたこと。これまでは、チームなのにイーサンのスーパーマンぶり
しか印象に残らなかったけど、今回はそれぞれのキャラの見せ場があり、役者はそこを的確に演じていた。
個人的には、ジェレミー・レナーのおかしみ漂う小芝居がとても良かったです。
監督のブラッド・バードはアニメーション映画の監督で、本作が初めての実写映画監督作品。
ちなみに、この人の作った「アイアン・ジャイアント」は本当にもう素晴らしい作品です。
だけど、本作は内心成功しないだろうと思ってたんだけど、大外れだったわ。アナログの手触りを残しつつ、今のアクション映画として
成立していて、更に「スパイ大作戦」の雰囲気も漂わせているのが、絶妙なセンスだと思う。ハリウッド映画の底力を
見せつけられました。腹いっぱい、大満足です。(クーラン)


アイアン・ジャイアント 特別版 [DVD]

アイアン・ジャイアント 特別版 [DVD]

心優しいロボットと少年の友情が見る人を優しい気持ちにさせてくれます。映画館で初めて観た時には、号泣のあまりすぐに
席を立てなかった。アイアン・ジャイアントのどこかレトロなデザインは、日本のアニメや特撮の影響を多大に受けているのでは
ないかと思う。顔はウルトラマンに似てるしね。