一人酒

この日は、珍しくオットは弁当要らずで余裕のある朝だった。そのうえ、夜は呑み会で夕飯要らず。ラクな一日。もちろん一人酒した。
ということでつまみ

  • 鯖の竜田揚げ(昨日の残り)
  • 茄子とピーマンの味噌炒め(昨日の残り)
  • 黒ゴマプリン(デザート)   日本酒「辛口一献」できめる


★「深夜食堂2」第20話鑑賞。<あらすじ>「出来るもんなら作るよ」が営業方針のマスター(小林薫)だが、「餃子」だけは、村田(リリー・フランキー)の
店の餃子を出している。村田の妻・桃子(黒谷友香)は、「めしや」の常連客・カタギリ(オダギリジョー)と、昔、深い関係だった。
餃子の出前でやってきた桃子は、店で彼とすれ違う。今では別々の道を歩いていたはずの彼らは記憶を呼び覚まし、思い惑う。


個人的にカタギリのスカしたキャラがあまり得意ではないので、たいして期待してなかった。でも、前回美人詐欺師姉妹の正体が
分かった時、かなりの動揺を見せたカタギリが意外で「結構、純情キャラ?」と思っていたら、過去のオンナを未だに引きずる
「ホンモノ(の純情キャラ)」だったというのが面白かった。彼の運命のオンナは、出前の自転車につっかけた足の太ももから
疲れた色気が漂う餃子屋の女将。昭和の匂いがする古めかしい恋の再燃と別離を枯れた味で展開していた。
しかしまあ、このところのリリー・フランキーの堂に入った役者ぶりが凄すぎる。セリフも出番も大してないくせに物凄い存在感。
おかげで「実は、村田は全てを知っていたのではないか」と穿った見方をしてしまった。
「めしや」のクリスマスメニューが美味そうだったなあ〜。クリスマスもあそこで過ごす常連客は、果たして楽しいのか、寂しいのか。
や、マスターの料理が皆を幸せにしたよ、きっと。
全体的には、前シーズンから脚本も演出も更にこなれて、どの回も安心して見ていられた。見る側としても、楽しむツボが
分かってきたような気がする。また続編をお願いします。もちろん冬のこの時期に。(クーラン)