やっと

ということで今日の夕飯

  • 回鍋肉(豚肉・キャベツ・ピーマン・長葱・エリンギ・人参)
  • 酢のもの(ワカメ・竹輪・キュウリ・プチトマト)
  • じゃが芋とブロッコリーのイタリアンサラダ(南瓜・プチトマト)
  • 油揚げ・オクラ・水菜の味噌汁


やっと、回鍋肉作れた〜! 最近のご飯は七穀米です。


★「マドンナ・ヴェルデ〜娘のために産むこと〜」第三回鑑賞。<あらすじ>帝華大学病院で理恵の上司の清川(勝村政信)は「マリアクリニックで代理出産が計画されている」との匿名の
告発の真相を探り始める。理恵(国仲涼子)は誤魔化そうとするが、みどり(松坂慶子)は丸山(長塚京三)は、にお腹の子の
父親を演じる事を頼み、堂々と清川の診察を受ける。清川は真実を見抜いたが、なぜかみどりにはそぶりも見せなかった。


みどりが日に日に大胆になっていく(笑)。丸山の自分に対する好意を知りながら父親役を頼みこむみどりは、いっそ清々しさを
覚えるほどに図々しい(笑)。それでも憎めないのは演じる松坂慶子のほんわり感があるからなのか。
ぴしゃりと断りながらも結局付き合う羽目になる丸山も面白かった。
みどりが清川の診察を受けたのは、お腹の子供に負い目を感じさせたくないからなのかもしれない。
胎内の赤ちゃんがどう思うかなんて関係ないのかもしれないけど、清川から隠れることはお腹の子供に対して失礼だと、
みどりは考えたようにも感じる。みどりの堂々とした姿にお腹に命を宿す人の力強さを感じた。
理恵は、見知らぬ男に二人だけの秘密を洩らし診察に連れてきたみどりを理解できず怒るが、理恵もみどりという人をわかって
いないと思う。理恵は、親子の情で自分の指示通りに動く器のように、みどりを考えているのかもしれないが、彼女は丸山の言う通り、
場合によっては危うくも大胆にもなる人なのだ。その原動力が親子の情なのだということも理恵は果たして分かっているの
だろうかと思う。
「少しだけでいいから、お腹の子供に愛情をむけてくれないか」というみどりの便りに、伸一郎は「論文で頭がいっぱいで
自分には出来そうにもない」と返してくる。胎内の子供の生育は全てみどり任せで、親としてこの夫婦はそれでいいのかと
疑問に思ってしまった。
代理出産に気付きながらも何も言わず、理恵の真意を探ってくる清川に「単純に赤ちゃんが欲しかっただけ」と理恵は答えるが、
どうにも信じきれない。野心が垣間見えるような理恵の据わった目が怖い。
そんな中、みどりを「愚か」だと言いながら、それでも誰かと繋がっていたい。という丸山が印象的だった。
愚かなことは「悪いこと」とは限らない。それでも、救われたり支えあったりする場合もあるのだ。
丸山にとってのみどりは、そういう不可解な感情を持たらす存在なのかなとも思う。(クーラン)