三連休最終日

三連休三日目だが、オットは得意の昼寝で起きる気配なし。ヤマギワショールームのセールがやっているので
行きたかったのだが、無理。この日も家で過ごしてしまった。夕飯は家呑みする。
といいうことで今日のつまみ

  • 焼き鳥
  • 餃子
  • サラダ
  • その他 オットはヱビスビール・スタイルフリー、私は日本酒「白鶴 すっきり辛口」できめる


大河ドラマ江〜姫たちの戦国〜」第3話まで鑑賞。
う〜ん。今回はヒロインが主人公だし女性重視の大河ドラマと考えていいんだろうな。だからなのか、やたら糊が効いてそうな和装や、
綺麗すぎるセットで、とても戦国時代には見えないんだけど、それがこのドラマの撮り方なんだろうから、それはそれでいいや。


困ったのは、浅井三姉妹や周りの戦国武将の年齢があまりにも分かりづらいということ。
年表を見ると、3話の江(上野樹里)にしてまだ6歳の筈なんだけど、上野さんがバカデカイ幼児をムリクリ演じているので
違和感ありあり。どう見ても三十路にしか見えない茶々(宮沢りえ)や、娘と姉妹に見えて仕方がないお市の方(鈴木保奈美)。
「おね(大竹しのぶ)」は秀吉(岸谷五朗)よりどんだけ姉さん女房な設定に?
家康(北大路欣也)も「人生五十年」をとっくに過ぎた壮年にしか見えません。一応信長(豊川悦司)より年下なんだからね(笑)。
家康はともかく浅井三姉妹はまだ子役でもよかったんじゃないかしらね。
かなりの脳内変換が必要とされる強引なキャストでこちらの補完が追いつくまでに相応の時間を要した。


気になるのが、戦国時代の武士やその妻子の日常的な覚悟の描き方。当然だけど、この時代を今の倫理に当てはめて考えても
無理がある。3話で家康の正室と嫡男が信長の命により自刃させられ、江はその残酷な仕打ちについて信長の意見を聞こうと
する。この辺りに違和感が。
まず、第一に多忙なお館様が6歳の子供如きのお相手は致しません。第二に、それが力を持つ者と持たざる者の違いであることは、
例え6歳の子供でも分かるこの時代の道理である。そこにいちいち怨恨や贖罪の心を持ち込んでいたら生きてはいけない。
まあ、信長との出会いは、江が今後生きていくうえで大きな影響力を与えるという設定なんだろうし、ある程度の創作や史実との
違いは仕方がないと思う。それでも、戦国時代を描くのに現代の価値観におもねりすぎているように思えて仕方がない。
しかし、利休(石坂浩二)の「他者の全てを理解できると考えるのは傲慢」という言葉には深く納得した。
今は「ナゼナゼ少女」の江も、この時代を生き抜くためには「分からないことは分からないままでもよい」と思い至る局面が
来るのかもしれない。「女の戦は生き続けること」というテーマは是非描き切ってほしい。(クーラン)