お土産

先日の浅草散歩のお土産

仲見世 木村屋の元祖人形焼。http://www.kimura-ya.co.jp/
好みの餡子だった。餡子抜きの人形焼も売られててびっくりしたなあ。


★「流れ星」第7話鑑賞。

健吾の元婚約者・美奈子(板谷由夏)が突然のドナー候補宣言をする。
同時にヨリを戻そうと考えているようで、美奈子はこんな単純な人だったかなと思っていたが、
実際はちょっと違っていた。健吾(竹野内豊)を忘れられない美奈子はコレでケリをつけようとしたのだ。
自分から切り出した事とはいえ嫌いで別れたわけではないし、もやもやと苦しんでいたのかもしれない。
もちろん半分は本当に復縁したかったのだろうけど、もう半分は健吾からはっきり言ってもらって
踏ん切りをつけたかったのだと思う。自分からは出来そうになかったんだろうなあ。
おそらく美奈子がドナーになれないと言った時点でこの二人は終わっていたのだと思う。
健吾が美奈子に失望したとか、そういうことではない。
岡田家という家族を守ろうとする健吾の意思は、美奈子が考えるそれよりずっと強いもので、
そういった意識の違いを摺り合わせることが出来なかったのだと思う。


神谷(松田翔太)の「何故そこまでするのですか?」という問いに、梨沙(上戸彩)は
「助けたいから」と答える。
梨沙は岡田家を守りたいのだろう。梨沙にとっての岡田家は、優しくて、温かくて穏やかになれる
初めての場所なのだと思う。でも、そのどこにでもある温かい家庭は、和子(原田美枝子)と
健吾とマリア(北乃きい)が、苦しんで踏ん張ってようやく築き上げたものだったのだ。
それが壊れようとするのを黙って見ていることは、梨沙には出来ないのだと思う。


しかし、ここまでスッタモンダあった割には、トントン拍子に手術へと進んでしまったのには
拍子抜けした。マリアも具合が悪くなったらあっさり承知したし(笑)、
神谷も「あんたそれでいいんかい!」って正直思う。
でも「マリアを助けたいという梨沙の強い意志に、偽りや利害は感じられない」という神谷の解釈には
納得した。その強すぎる意志こそが健吾と共通するもので、その部分でこの二人は
深く理解し合えるのだと思う。
でもなあ、「私のおなか見て」と梨沙が見せるキレイな腹に、「ウン!見た!」と返す
健吾にはずっこけた(笑)。こっちはムダにドキッとしちゃったのにさー。色気ねーなー(爆)。


健吾と修一(稲垣吾郎)のやり取りがスリリングだった。
「あなたといても梨沙は幸せにはなれない」と健吾に言われて、思わず目を見開く修一。
「幸せになる」 修一は今までそんなこと考えたこともなかったのではないだろうか。
いきあたりばったりで刹那的な修一の生き方を見ているとそんな感じもする。
兄なのに、そのだらしなさのせいで妹に苦労させてるけど、そんなこと修一にはたいした問題ではない。
梨沙と一緒にいられることが重要なのだ。
生きるというよりも、死ぬ時は梨沙と一緒に死にたいと思ってるんじゃないかな。
「帰ってくるよな」と堪らず梨沙の背中に問いかける修一の声色は本気だった。
思わず頷いてしまう梨沙の姿が、やけに小さくて胸が痛む。
手術が終わったら、どうなってしまうのか。(クーラン)