休日一人酒

この日は午後からオットが休日出勤。帰りも遅いというので私は一人酒する。
ということで今日のつまみ

  • 枝豆
  • ピリ辛メンマ
  • バナナケーキ(デザート)  日本酒「銀冠大関」できめる


バナナケーキって一度だけ作ったことがあったような。こんな味だったけかな?


★今週の「ゲゲゲの女房」(出演:松下奈緒)。
水木先生(向井理)の戦争体験と藍子(菊池和澄)の学校での友人関係が描かれていた。
有名漫画家の娘だからということで、気軽にテレビ出演を頼みこんでくる友達に藍子は悩まされる。
はっきり断ればいいのに、いかにも長女的なおっとりした性格の藍子にはそれが出来ない。
例えば、これが喜子ならきっぱり断れたんじゃないかなという気がする(笑)。
実は私もこういう子供だったので、思ってることをはっきり言えずに困る藍子を見ていて、
身に詰まされた(今では見る影も無いが)。
「ムリなものはムリ!」と言っても構わないと、「自分は自分だ」と思えるようになるまで、
子供は子供なりに深刻に悩む。藍子はイカル(竹下景子)のおかげで早めにそのことに
気付くことが出来て本当に良かった。
まあ、水木先生レベルの超マイペースというのは、また話が別だけど(笑)。
ただ、水木先生があの過酷な戦場を生きて帰ったこれたのは、このおおらかな性格も
大きく影響していると思う。


久しぶりに「ゼタ」の深沢(村上弘明)が登場。しかし、ゼタの売れ行きは振るわず、廃刊を考えていた。
原稿料も払えないほど困窮しているのでは、商業誌としては失敗したということになるのかもしれない。
それでも、ゼタに描きたい、載せたい作家がいるというところに、この雑誌が
存在する意味があるのだと思う。
最後くらいかっこつけて終わらせたいという深沢の美学も理解できる。
でも、もう少し足掻いてみようと決意した深沢のほうが彼らしい。
大人気ないマンガバカの決断に思わず涙。(クーラン)