黒執事II 第四話

「テロ執事」見た〜。
今回は「列車を舞台にした誘拐事件」を中心に話が進んでいくんだけど、事件自体は、
セバスチャン(CV:小野大輔)のスーパー執事プレイで一見落着致しました、メデタシメデタシ。
でも「列車止め」はなあ(笑)。どこのテリーマンかと思った(年バレるけど)。
セバスの「カッチカチに鍛えあげられた内緒の部分の有り得ない硬さ」は確かにスゴかったわ。
てか、どんだけ石頭なんだよ(爆)。
あと、「列車」だし、被害者が「アクロイド卿」だし、クリスティに引っ掛けてるのかとチラッと思った。
(現在原作でコナン・ドイルらしき人物が登場しているので尚更)


今回も「黒執事II」の核心に触れるような事は起こらないんだけど、注目すべきはこの列車に
新執事クロード(CV:櫻井孝宏)が乗車していたということ。食堂車でオヤツ食べてるだけ
なんだけど、そのクロードを一瞥したセバスの顔がスゴイ怖い顔でビックリした。


謎は相変わらずなんだけど、分かったことも幾つかある。
まず本作に出ているアバーライン(CV:菅沼久義)は、1期のフレッド・アバーラインの
双子の兄エドワードだったこと(「男たちの挽歌」みたいだ・笑)。
そして、話の内容からすると弟は既に死去しているらしいこと。
(ということは、時系列的にはやはり1期以降なのだろうか?)
また、どうやらシエル(CV:坂本真綾)はフレッド・アバーラインの記憶が無いこと。
その事情をセバスは知っているらしいこと。
1期では、フレッドの善意がシエルの復讐への決意を揺るがせたので、その記憶が
ないというのもなにか意味を感じる。
また、誘拐犯に捕まったシエルを「余程囚われるのがお好きなようだ」とセバスがからかうんだけど、
それも「何の話だ?」と一蹴。てことは、1期の犬や駒鳥の一件も覚えていないらしい。
これは、もしかしたら1期の「女王の命」に関わることを全て忘れてるんですかね〜。


と謎は深まるばかりだけど最後に一波乱が。
事件後、セバスの「爆弾ごと天井剥がし」で、お茶の最中クロスに紅茶の染みがついたと
クロードがセバスにクレーム(笑)。
更には「旦那さまを調べたいのなら堂々と門をくぐるといい」とシエル宛てのトランシー邸舞踏会の
招待状を差し出しこう言う。「君もシエル坊ちゃんに復讐を遂げさせたいのだろう?」
んん〜?まずこの一連のイヤミは、IIの第一話でのセバスの小姑発言や旅人として
トランシー家に潜り込んだことに対するあてつけ(笑)。
ということは時系列的には第一話以降と考えていいんだよな。
でも、シエルの復讐はまだ遂げられていないということはどういうこと?


どうやら、クロードがこの列車に乗っていたのは、セバスに「招待状」を渡すためだったらしい。
そうなると今回の「女王の命」の真偽も疑わしい気がする。
まあ初回〜第四話までは、我々に謎を張り巡らして考えさせる為のものなんでしょうね。
次回こそアロイス新坊ちゃん(CV:水樹奈々)との出番があるのか?楽しみ〜。(クーラン)