胃痛の特効薬?

休日。オットは前日の呑み会のダメージからか「胃が痛い」を繰り返す。
結局家でじっとりと過ごしてしまった。
新聞屋さんが来たので半年間継続契約をする。粗品でビール一箱貰えるのだが、今回は夏なので?
銘柄を増やしたという(なら冬は減るのか?)。全七銘柄を何度も聞き直した結果、今回は思い立って
「端麗グリーンラベル」にする。ちなみに、呑む人(家長)の希望は特に聞かなかった(笑)。
夕方になると、今度は胃痛人が「鰻を食べたい」と騒ぎだしたのでその意志を尊重。
ということで今日の夕飯
 
オットは鰻丼、サラダ。私は適当なおつまみで呑む。当然「まごわやさしい」クリアせず。
「胃が痛い人が、こんなんいいのかね」と思っていたが当のご本人は軽く完食。心配して損した。


今週の「ゲゲゲの女房」。
賞をもらった水木先生(向井理)、仕事が増えて手が足りなくなり、アシさんが一気に三人に。
流れで水木プロダクションを旗揚げ。ボロ屋が手狭になり増改築を断行。と怒涛の展開だった(笑)。
アシさんの小峰(斎藤工)はアシになった経緯は違うけれど、なんとなく「つげ義春」がモデルなのか
という気もする。イケメンすぎるけど(笑)。


リフォームが一瞬で終わってしまい、突貫工事みたいで爆笑したけど、
出来上がった台所の小物達がなんかもう「ああ〜懐かしい〜」って感じでほんわか。
ポットや皿の水切りとかお馴染みのモノばかり。リフォーム前の台所は戦前戦後の代物と
いった感じで、さすがに記憶にはない。自分的にはリフォーム後の台所こそが「昭和の風景」だった。
(平成生まれの方々にはまとめて同じ括りなのかもしれないけど・爆)
でもちょっと気になるのは、コレにより水木先生の仕事場と生活空間が完全に分断されてしまったこと。
や、普通はそれが当たり前だし快適だと思う。でも、今まで仕事をしている夫をつぶさに見てきた
布美枝さん(松下奈緒)は今後はそれが出来なくなる。アシさんもいるし、忙しいから
連合艦隊を作るわけにもいかない。仕事場に入る必要が殆ど無くなる。
これは布美枝さんにとって良いことなのか。と思わず考えてしまった。
布美枝さんは水木プロの経理をやるつもりだったんだけど、二人目の子供を妊娠していることがわかり、
あえなく断念している。会社を手伝えず、仕事の状態も分からなくなるということが、
逆に布美枝さんのストレスにならなければいいのだが・・・。


今週一番グッときたのが水木プロ発足記念パーティーでの戌井(梶原善)の姿。
ともに頑張ってきた仲間を遠くから眺める姿が寂しそうだった。
水木先生の才能をいち早く評価していたのに、戌井には世に送り出すことが出来なかった。
時代や運も多分に影響しているが、これもまた厳しい現実でもある。
見知らぬ大勢の人間に囲まれている仲間を、戌井はどんな気持ちで見ていたのか。
どんな気持ちで一人、酒を呑んでいたのか。嬉しくもあり、寂しくもあり、悔しくもあり。
そんな戌井と語り合う布美枝さんも同じ寂しさを感じている。
水木先生の苦労を才能を誰よりも理解し応援したきた二人が、縁側でその成功をひっそりと喜ぶ姿に
胸が熱くなった。(クーラン)