雑感色々

★オットのご要望で↓を買っておいた。早速飲んでみる。
  ペプシ バオバブ
「アフリカの大地にそびえるバオバブの木をモチーフにした開放感あふれる爽やかなコーラ!」
ということなんだけど、わりとフツーのお味。
そもそもバオバブの実を食べたことがないので、この味があっているのか良く分からない。
でも、ジンジャーエールみたいな感じですっきり飲めます。


★この日は夕方から、新宿武蔵野館に「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」
(出演:ジョニー・アリディアンソニー・ウォン、ラム・シュー、サイモン・ヤム他)を
観に行く。ジョニー・トー最新作ということで、期待度120%で臨んだが、これはダメだった。
記憶が失われつつある男が、ホテルですれ違った殺し屋の顔はナゼ鮮明に覚えているのか。


銃撃戦がトー映画史上最も等閑だった。
サイモン・ヤムのボディーガード、逃げてばかりで全く主人守ってないし。


あと邦題長すぎるよ・・・(笑)。
パンフ買うとき「冷たい雨に撃て・・・約束の・・・ん?」って絶句しちゃったわ。
私の頭の中にも消しゴムがあるのかと思った(笑)。 


★今週の「ゲゲゲの女房」は、村井家に子供が生まれるという展開だった。
でも「こんにちは赤ちゃん」というタイトルのわりには、今週は一番重かったわ。
家計が困窮している状態でなかなか妊娠を打ち明けられない布美枝さん(松下奈緒)。
本来なら一番嬉しいはずの出来事を、こんなに思い悩む布美枝さんが気の毒だった。
意を決して報告するも、茂(向井理)は「子供はたいへんだぞ」と言ったきり黙りこむ。
もともと漫画がかければ他はどうでもいいという人なので、おそらくそうなるのかなとは
想像していた。でも実際に言われるとこれはかなりショックだと思う。
でも、姉の家に遊びに行き衝動的にプチ別居を図った布美枝さんを、茂はすぐに迎えに来る。
これまで、茂の中での布美枝さんの立ち位置というか重要度がどの程度のものなのか
いまいちはっきりしなかったので、これにはホッとさせられた。
一年一緒に暮らした理由が「漫画を描くのに邪魔にならないから」というものだったら、
それこそ立ち直れない。実際、結婚当初の茂は家庭をそんな程度に考えていたように思う。
でも、いつの間にか茂にとっての布美枝さんはそれ以上の存在になっていたのだ。
そんな茂に、はっきりと「わたし産みます」と告げる布美枝さん。
了解を得るのではなく決断を伝えるというのは、彼女にしてはとても珍しいことで、
普段おっとりしている人だからこそ、そこに強い意志を感じた。
茂がついに「子どもを持とう」と言ったのは、布美枝さんの強い意志や「なんとかなる」
という言葉を尊重して信じようと思ったからだと感じる。
これ以降も、出版社が倒産し原稿料は支払われない、家の月賦が払えず立ち退きを迫られる、
あまりの所得の低さに税務署から所得隠しを疑われる等、暮らしは益々どんづまる。
季節が冬のせいか、こころなしか全体的におも〜いトーンに・・・(笑)。
だから、最後で新しい命の誕生を心から喜ぶ茂を見て救われた。
「ご苦労さん、お母ちゃん」「だんだん、お父ちゃん」が柄にもなく沁みた(笑)。


ところで、姉の旦那さん役で塚本晋也監督がご出演。しかも「塚本さん」の役で。
奥さんに好物のケーキを買ってくるマイホームパパの塚本さんを、おかしみを漂わせて
演じていた(笑)。(クーラン)