いろいろあった

依然オットの物欲が治まらず、この日も夕方から渋谷に買物に出かける。
しかし、一昨日から寒さは厳しくなる一方だ。
あまりの寒さに、去年買ったオット絶賛の「正チャン帽」をいい年こいて被っていく。


電車で渋谷駅に到着。ホームを歩いていたが、な〜んか見覚えのある顔が・・・。
・・・。Sくんじゃないですか!!
「あれ〜?あれ〜?!あれ〜!!」絶叫する私にオットも気が付いたらしく、声をかけ挨拶。
Sくんは奇声をあげながら近づいてくる奇妙な女がまさか私だとは思わず、
必死に眼を合わさないようにしていたらしい(爆)。
なぜ・・・?やっぱいい年こいて「正チャン帽」を被っていたからだろうか(笑)?
Sくんは買物を終えて帰るところだったようでお友達もご一緒でした。
少し会話を交わした後、Sくん御一行様とお別れする。


ところで、今回のオットの物欲は「レコード」。
年末年始と鏡餅をお供えして「オットの塩化ビニール地獄が治まりますように」とお願いしたが、
どうやら効果はなかったみたいだ(爆)。
一緒に見に行っても良かったのだが、ちょうど本屋の前を通りかかったので私はそちらに行くことに。


「Casa BRUTUS」を立ち読みする。紹介されている家の中の一軒が、先日「渡辺篤史のたて物探訪」
で放映されていた家だった。
あの番組と雑誌が被ることって珍しくはないけど、テレビと本とどちらが先なのだろうか?と
いつも考える。意味はないけど、とりあえず「ありがたいねぇ〜」と渡辺氏の口癖をきめてみた。


ところで、女子の大半はインテリアが好きだと思う。私もよく雑誌を読んだりするが、当然だけど
「インテリアの流行」というか「流れ」はその都度変わっていく。
それをチェックするのも楽しいけど、でも本当はみんな、自分が10年後も大好きだと思える家具や
雑貨に出会いたい。と思っているんじゃないのかしら?
雑誌を読むと、うっとりするしとっても面白い。けど、自分の揺るぎない価値観や審美眼をしっかり持った
人間になろうとも思う。しかし、これがなかなか難しいのだ(ため息)。


オットが思ったより早く戻ってきた。お目当のアナログもしっかりGet。
本屋を出る際、羽海野チカ先生の「3月のライオン」2巻の原寸大原稿らしきものが貼られて
いるのに遭遇する。「すわ!!生原か!!」と思ったけど、違いました。
生原をコピーしたものでした。そりゃ、そーだよねー。
しかし、例えコピーでも吹きだしにネームが切り張りされている痕を見ると、胸が熱くなった。
ありがたいものを見たと夫婦で原稿に手を合わせる。なーむー。(お仏壇か!)
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幸先良いスタートに気を良くしたオットは「次はマフラーだ!」と鼻息荒くマルイに飛び込んだが、
あえなく撃沈。今日も「巻くだけ」の数時間。
しかし、一瞬ホストかと見紛う店員さんが居並ぶ店内で「正チャン帽」を被った私は
明らかに浮いていたのさ。トホホ・・・。(クーラン)