今、蘇る。


この日は、オットが呑み会。私も一人酒する。


ということで今日のつまみ

古畑任三郎」の「今、甦る死」がやっていたので、
(録画してあるにも関わらず)見てしまう。
この話、やっぱり面白い。石坂浩二藤原竜也が本当に巧く演じている。
石坂浩二は古畑に出演するのが楽しくて仕方がないという感じで
ノリノリだった。
藤原は、「新撰組!」の沖田総司役に続いての三谷作品だが、
どちらの役も「才能はあるが、成熟しきれない子供」という点で
共通しており、それを巧みに表現している。
この好演が、後の「デスノート」の八神月に繋がったのではと
個人的には思っている。


ドラマ終了後、三谷幸喜氏のインタビューがあったが、
当時この話を最終回にもってくるつもりだったらしい。
私達も前回見た時に、完成度の点でこの「今、甦る死」を
ラストに持ってくるほうが良かったのでは?と話したことを思い出した。
あ、でもその後、やっぱり松嶋菜々子様のゴージャスさには適わないか〜。
との結論に達したんだった(笑)。
しかし、その数年後、犯人二人と脚本家が「犬神家の一族」に揃って
出演するなんて、誰が想像できたであろうか(笑)。


古畑任三郎」が終わった後、「風の谷のナウシカ」を少しだけ見る。
途中から観ていい映画ではないのですぐに止めたが、素晴らしい。
時折挟み込まれるシニカルな笑いに宮崎駿脚本の、面白みを感じる。
この映画も公開されてから既に四半期世紀経とうとしてるんだなあ。
地球環境が激変した昨今、巡り巡って、
まさに今の時代にピッタリの映画になってしまった感が。(クーラン)