「探偵マイク・ハマー/俺が掟だ!」

昨日の日記に鑑み。
初見はロードショーから数ヵ月後、大塚名画座での二本立興業
(併映はブライアン・デ・パルマミッドナイトクロスだった)で鑑賞。
もう20年以上も前のことだ。


以下、ストーリーはハードボイルド探偵物の定石に則り一人称で紹介する。
    俺の名はマイク・ハマー。探偵だ。浮気調査にも身体を張るぜ。
    ある日、俺のダチが何者かに射殺された。
    こいつとはベトナムで共に戦ったんだ。戦地では世話になったぜ。
    そいつを無残に殺すとは許せん!誰だ!
    無能なデカ共は頼りにならん。俺が調べる!


以下、ハードボイルド探偵物の定石に則り、内容がよくわからない。
劇中、何度も語られる「ロメロ計画」って結局何だ?


テーマ曲口ずさめる程何度も観てるのに、このていたらく。ドコ観てるんだ、オレ。
いや、何度観ても、カッコいいタイトル・バックと銃撃戦とお色気シーンのインパクト大で
ストーリー追うこと出来ません。
個々のシークエンスの尋常ならざる充実ぶり!素晴らしい作品です。

監督のリチャード・T・へフロンはピーター・フォンダ
主演の「アウトロー・ブルース」や「未来世界」等、
手堅い職人監督といった印象だったが、本作は
ずば抜けてキレのいい演出をみせる。
マイク・ハマーに扮するアーマンド・アサンテ
アル・パチーノをもっと下品にワイルドにした雰囲気で適役。
お色気担当のバーバラ・カレラも良い。
(「殺人遊戯」とかに出てた頃の 中島ゆたか とナゼかイメージが重なる)


さて、ストーリーを確認するためにもうビデオで一回観るか…。
って結局、ストーリーなんてどうでもよくなっちゃうんだけどね。(○)