POP-UP絵本ミュージアム

今日は珍しく午前中に家を出て池袋に出かける。
たまたま招待券が手に入ったので西武池袋本店イルムス館2階で開催されていた
「POP-UP絵本ミュージアム」を見てきました。

POP-UP絵本…。私の子供時代には「飛び出す絵本」と言ってたんですけどねえ。
いつの間に英語になってました(笑)。


展示作品は「ナルニア国物語」の作品を中心としたロバート・サブダ氏のコーナーと
STAR WARS」の作品を中心としたマシュー・ラインハート氏のコーナーがありました。


見る前は、ロバート・サブダ氏の方が個人的にツボに入るかなあと思っていましたが、
見始めると以外にもマシュー・ラインハート氏の作品の方が自分的にはしっくりきました
(もちろんサブダ作品には圧倒された)。
見る前は「STAR WARS」の絵本と聞いて「若い輩が(笑)流行を追ってるようでなんだかなあ〜」
と思ってましたが、解説を読んでグッときちゃいました。
そこには「子供の頃からの憧れだったSTAR WARSのPOP-UP絵本をつくる夢をようやく
実現する事が出来た。」と書いてあって、ラインハート氏のプロフィールを見ると、
1971年生まれ。世代的には我々と一緒。
私達も幼少時にリアルタイムで「STAR WARS」来襲を経験しているだけに、ここまでの作品を
作り上げる思い入れと労した苦労に頭が下がったし、夢をかなえた彼のことを素直に
「すごいなあ」と感じました。実際に作品も相当なものでした。
例えば最近の映画はCGてんこ盛りで逆に映像が平坦に感じるのですが、
ラインハート氏の絵本は、 仕掛けのセンスも良く物凄い3D感に溢れてましたよ。
POP-UP絵本だから当たり前だと言われればその通りですが、安易なCGを見せられるより
こっちの方がよっぽど感動しますよ(あくまでも個人的な意見です)。
絵も当然ながらアメコミ感いっぱいの絵で、日本人にはあまり見られない色使いで見ていて
ワクワクしました。


しかし、両氏ともそうですけどこういう仕掛けを考える人の脳はどういう構造をしてるんですかね。
終始圧倒されっぱなしでした。
タダで見た割には楽しいひと時を過ごせて本当に良かったです(笑)。
28日までやっているそうなので興味のある方は是非。オススメします。
http://www.shikake-ehon.jp/ (クーラン)