ラピュタ阿佐ヶ谷

夕飯を終えて、映画館へ向かう。この日の映画館は「ラピュタ阿佐ヶ谷」。
もう何度も来ているのですが、ここは日本映画をメインとした名画座です。
上映される作品は毎回独自の視点で選ばれていて、映画館の熱意とやる気を感じさせます。
ラピュタ」はもちろん宮崎駿監督の「天空の城ラピュタ」からつけたそうです。
そしてこの映画館、ラピュタの名に恥じないとても個性的な外観なんです。
今回、夜行ったので外観の写真は解りにくいと思いますが(笑)。
詳しくはこちらでhttp://www.cinema-st.com/classic/c016.html
ロビーはあまり広くはありませんが、天童木工の椅子等が置いてあり、木の温もりを感じさせる
暖かい居心地の良い空間になっています。
ギャラリーには映画関連の書籍が陳列され、セルフサービスでコーヒーが200円で飲めます。
映画館も座席はゆったりしていて、スクリーンは大きくワイドです。









ところでこの「ラピュタ阿佐ヶ谷」で驚いたことが…。それはこれ(写真中央)、1階のトイレ(男女共用)です。
なんとタンクが吊り上げ式(?)なのです。私の生涯においてもそうそう出逢える物ではないのですが、
更にはこちら(写真右)、この洋式便器の形。これはいったい何型なのでしょう?
もしかしたら、和式便器に合わせて便座を付けたのではないかと思っているのですが(未確認)。
何か特別なこだわりがあるのでしょうか?
とにかくこのトイレは他に出逢った事がありません。是非ともずっとこのままの形にして頂きたいです。
あまりにも衝撃だったので写真を撮ってしまいました(爆)。不快な思いをされた方は申し訳ありません。


ちなみに、今回観にきたのは「俳優 岸田森 特集」。
上映作品は「白昼の襲撃」(主演:黒沢年男 監督:西村潔 音楽:日野皓正)。
幼い頃に見た岸田森は物凄くスマートな紳士に感じたものです。それは本作でも変わりませんでした。
それが、43歳のわかさでこの世を去ったと知り愕然としました。
私は女ですが、あんな風にいつもニヒルで颯爽とした人になりたいものだと常々思っております。
理想と現実は違うものですが(泣) (クーラン)