「デス・プルーフ」「シャーキーズ・マシーン」

クエンティン・タランティーノの新作「デス・プルーフ in グラインドハウス」がいよいよ公開されますね。
サントラは既に発売されていて、アマゾンで試聴できる。
Death Proof
あーまた人の映画の曲使ってる…12曲目「Sally and Jack」ブライアン・デ・パルマ
「ミッドナイト・クロス」の曲じゃん。


しかし、また微妙なトコロを…。


タランティーノの発明ですね、これ。人の映画の曲を、さも自分の映画のための曲のように使っちゃうの。


ジャッキー・ブラウンの「Across 110th Street」…ボビー・ウーマック110番街交差点」
           「Street Life」…クルセイダーズ「シャーキーズ・マシーン」
キル・ビルvol.1の「Battle Without Honor Or Humaity」…布袋寅泰「新・仁義なき戦い。」などなど。


オリジナルの映画より有名になっちゃってますよね。
なにはともあれ、新作楽しみです。

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タランティーノが「ジャッキー・ブラウン」のクライマックスで使ったクルセイダーズの「Street Life」
…もともと映画のための書下ろしではないがバート・レイノルズ監督・主演のポリス・アクション
「シャーキーズ・マシーン」のオープニングにも印象的に使われた。
「シャーキーズ・マシーン」…すごく良く出来た映画だったですよ。
バート・レイノルズの映画っておふざけが過ぎて、遺憾ともし難い作品が多いのですが、これは
ハードなタッチ。そしてとても人間くさい。主人公は超人的な活躍をする訳ではないが、ボロボロに
なりながら犯人を追う。そこに胸打たれる。ポリス・アクションが面白かったの、このころまでかな…。
サントラがまたよくてジュリー・ロンドンとチェット・ベイカーそれぞれの「マイ・ファニー・バレンタイン」
が収録されていたりして、聴き比べる楽しさがあったりもした。CD化希望!(○)