GW後半 三日目

この日は新宿に映画を観に行く。終了後、帰路に着き近所の居酒屋で軽く呑んだ。
ということで今日のつまみ

茄子の大蒜炒め、塩ダレキャベツ

白麻婆豆腐、おにぎり    オットはビール、私は黒ホッピーできめる


★「ビトレイヤー」鑑賞。(監督:エラン・クリービー、出演:ジェームズ・マカボイ、マーク・ストロング)
リドリー・スコット製作総指揮のクライム・サスペンス。宿敵である捜査官と犯罪者が、陰謀に巻き込まれた事から、協力して
共通の敵に戦いを挑む姿が描かれる。


マイケル・マンを髣髴とさせる映像」という触れ込みにオットが食いつき観に行ったが、佳作といったところでしょうか。
マイケル・マン」というよりも、全体的に80年代のノワール映画のテイストを強く感じた。
確かに、スタイリッシュな画質や色彩設計には、80年代全盛期のマイケル・マンの映像美を連想させられる。
しかし、ストーリー展開や設定等は結構ムチャクチャで、その部分は、80年代に世界を席捲した香港ノワールの影響が見受けられる。
そのチョイスというかブレンドがイマイチだったのかも。一生懸命クールな画で決めてみても、微妙な物語に、どうしても
香港映画的な大らかさが漂ってしまう。どんどんシリアスに演出されていくのに、観ている方は段々と緊張感が無くなっていく
という奇妙な感覚を味わった。だからといって、つまらないというわけではなく、そこに一種の愛嬌を感じましたけどね。
新進気鋭の監督の奮闘ぶりには、好感を持ちました。