一人酒

この日、オットは呑み会。私も一人酒した。
ということで今日のつまみ

  • 大豆のトマト煮込み(昨日の残り)
  • 温奴
  • きつねうどん  「ブラックニッカ」できめる


★「最高の離婚」初回鑑賞。
〈あらすじ〉結婚して2年の光生(瑛太)は、妻の結夏(尾野真千子)と考え方や生活習慣の違いから喧嘩ばかり。
光生は結婚を後悔しながら毎日を惰性で過ごしていた。光生はたまたま入ったアロママッサージ店で、学生時代の恋人・灯里
真木よう子)と再会し、ときめきを覚える。光生は灯里が結婚していたと知った直後、結夏から離婚を切り出される。


坂元裕二脚本作品。面白い〜!! なんてことない会話の積み重ねで、登場人物の性格を描き出す脚本が秀逸。
神経質な光生とガサツな結夏は、性格の合わなさ加減が凄まじくて、確かになんで結婚したのだろうか(笑)。
今のところシンケンに離婚を考えたことがないので(←一方的意見)、イマドキの離婚届は役所のHPから出力できるという
事実を知って衝撃だった。てっきり、貰いにいかなければならないものだと思っていたわ。あれじゃ、夜中の喧嘩の勢いで、
翌朝リコンなんてことになりそう。気をつけなくては(笑)。


3.11の際、帰宅難民として道中供にしたのが結婚のきっかけという設定を、「震災を軽率に扱いすぎる」という意見もあった
と聞くが、女性としては、不安だった時に同じ時間を過ごしたというのは、心に強烈な印象を残すのではないかと思う。
押し寄せる不安を意識しないようにと、なんとはなしに話し続けてしまうという感じが、あの時の二人によく表れていた。
吊り橋的な云々ということではなくて、あの時は一種のチームみたいなものだったのだと思う。
だから尚更、結夏が今度の地震の一件で離婚を決意したというのも、分かる気がした。
メールの内容が「盆栽は無事か?」だものなあ。誰だってそうだけど、あの時以来みんな地震に敏感になっている。
たまたま一人だったのは仕方がないとしても、その間のことを心配もしてくれない。不安だから一緒にいたのだろうに、
いつのまにか一緒にいようがいまいが関係ない相手になっていた。
「私にあなたは要らないの!」というセリフがグッとくる。堪忍袋の緒が切れたのは光生ではなく、実は結夏の方だったのだ。
離婚されてしまって、呆然の光生が面白かった。離婚したいとキャンキャン騒いでいたのに、結構ショックを受けている様子。
この元夫婦どうなるのかなあ。


あ、そうそう、初回放映日の新聞のチラシ類に↓が混入されていて、ビックリ。

リコン届けとコンイン届け  

裏返すと本作のチラシだった。ギョッとしたわ〜。試しにテーブルに乗せておいたら、オットもビックリしていた。
おかげで、貴重な夫婦の会話になりましたよ(爆)!  (クーラン)