休日

休日。所要があって午後から出かける。夕飯は日高屋で。軽く呑んだ。
ということで今日の夕飯

生姜焼き定食(オット)、味噌ラーメン(私)、餃子  オットはビール、私はハイボールできめる


★「悪夢ちゃん」第10話鑑賞。
〈あらすじ〉生徒達が失踪し、明恵小学校にマスコミが押し寄せる。自分が育った養護施設に向かった彩未(北川景子)は、
シスターマリカ(藤村志保)に養子斡旋の闇組織について尋ねるが、マリカは施設の子供達が事件に巻き込まれるのを案じ、
彩未を追い返す。子供達の行方を探る為、保健室で眠る彩未は、消えたクラスの児童・七海(大友花恋)がアザラシに連れて行かれる
という悪夢を見る。結衣子(木村真那月)も予知夢を見るが、その内容は彩未と志岐(GACKT)に関する絶望的な内容だった…。


やあ〜、今回も感動した〜。
結衣子が琴葉(優香)に縋り付いて訴えた言葉が印象的だった。
「私はあの学校から離れたくない。 あの学校に転校して、私は初めて人と一緒にいたいと思った。 誰かに会いたいと思った。
教室に行くのも、保健室に行くのも私は大好き。クラスのみんなも琴葉先生も、彩未先生のことも失いたくない。
あの学校からどこにも行きたくない!」
いっつもオドオドしていた、あの結衣子が、初めて「そこにいたい」と思える場所が出来た。
今までは、家しか安心出来る場所はなかった。学校だって安心出来ないけど、それでも「そこにいたい」と強く願う居場所。
それが出来たことが、この子にとってどれだけ大切なことか。結衣子の切実な願いが伝わってくる。
本当は、琴葉よりも彩未に先に言ってあげてほしかったような気もするけど(笑)。そんな結衣子を抱きしめる琴葉。
「当たり前じゃない。学校は、保健室は、あなたが安心して未来を夢見るためにあるんだから。ありがとう、悪夢ちゃん。
私達の学校に来てくれて、ありがとう。」
これも、結衣子にとって、どれだけ嬉しい言葉だったかと思う。今まで悪夢を見ることで、自分を苦しめ、周りの人も苦しめてきた。
未来を教えても誰にも感謝されない。迷惑にしかならない。そんな自分がどれだけ辛かったことだろう。
そんな自分を初めて認めてくれた。存在ごと受け止めて、感謝してくれた。それがどれだけ結衣子を救ったことか。
彩未はサイコパスな気質があるので(笑)、こういった心のケアには思いが至らないかもしれない。
そこを保険医の琴葉がフォローするということなのかも。そう考えると、この二人は名コンビかもしれない(笑)。


そして、志岐が意外だったわ〜!どう考えても、悪役以外のポジションしか考えつかなかったけど、まさかそういう展開になるとは!
彩未が志岐を殺すという内容の夢札を見た志岐は、その通りになるように画策する。最後だけ、自分が自殺するという展開に変えて。
志岐は闇組織から結衣子を守ろうとしていた。そして、彩未のことを本当に愛していた。生徒の為なら命も投げ出す無鉄砲な
教師であるという、彩未の本性にいち早く気づいていたのも志岐だったのだ。「それだけが僕の自慢だ」と語っていた志岐。
夢の中で、夢王子(志岐)とダンスを踊る彩未は、ガラスの靴が折れて、みすぼらしい姿になっていた。
そんな彩未に「ガラスの靴は似合わない」といって夢王子は笑う。「君はそこで現実に気づけばいい。さよなら。」
あれは「君にはサイコパスのフリなんか似合わない。泥臭い熱血教師の自分に早く気付きなよ」という意味だったのかな。
自宅で、志岐が自分と結衣子に向けた拳銃を発砲する彩未。それは水鉄砲だった・・・。
最後に「私は目覚めていても人の心が見えなくなっていた。そうでなければ、あなたを好きになんてなっていなかった!!」
と言い放つ彩未に、「嬉しいよ、好きだと言ってくれて。」と志岐は微笑を浮かべていた。
あの時の志岐の気持ちを考えると胸が痛む。山里以外誰にも、彼の本当の心は分かってはもらえなかった。
それでもいいと言っていた志岐の深い愛情に涙する彩未。彼女も志岐のいない現実を受け止めるしかない。


そして、彩未が志岐を殺すという悪夢が現実となったと勘違いした結衣子は、悲鳴をあげて昏倒してしまう。
怖ろしい悪夢が現実となった時、その残酷さに耐え切れず意識を手放してしまった。
ようやく、結衣子に希望の光がさしたところに、最悪の事態となってしまった。あの時の悲鳴が痛々しくて胸に突き刺さった。
結衣子にとって、彩未という人は、それだけ大切な存在なのだと思う。(クーラン)