夕飯

ということで今日の夕飯

  • 回鍋肉丼(豚肉・キャベツ・ピーマン・長葱・人参・パプリカ)
  • めかぶのせ温奴(オクラ)
  • ツナとトマトのスープ(えのきだけ・じゃが芋・茄子・玉葱)

★「相棒season11」第9.10回鑑賞。
〈あらすじ〉甲斐(成宮寛貴)が瀕死の状態で病院に運び込まれた。悦子(真飛聖)によると、享は山にキノコ狩りに出かけて、
事件に巻き込まれたらしい。杉下(水谷豊)は伊丹(川原和久)らと捜査を開始。119番通報をしたのは女性だが、名前も告げず、
公衆電話からの通報であることがわかる。身分を知られたくないらしいということは、事件の関係者である可能性が高い。
甲斐が幸いにも意識を取り戻すが、ただ一つ「鈴の音が聞こえる…」としか口にしない。その他の記憶を失くしていたのだ。


主人公がまさかの記憶喪失で、これを通常ドラマのワンエピソードとして扱っていいのか?と思っていたら、前後編だった(笑)。
息子が瀕死の重傷で更に記憶喪失なのに、甲斐峯秋(石坂浩二)は相変わらずの冷徹ぶりで、ある意味さすが。
それにしても「鈴の音」から、なんと即身仏へと展開していくストーリーには唖然とした。いくらなんでも、即身仏って・・・。
まろく庵のおやっさんは、絶望に満ちている世界を憂えて、即身仏となってその身を捧げることで、この世を救おうとする。
おやっさんを慕う家族や弟子達は、尊敬する彼の願いを叶えようとする。しかし、それはこの国の法律では罪となる。
たまたま現場に居合わせ、その状態に気付いた甲斐は、おやっさん尊い意志に共感しつつも、法を守る警察官として、
即身仏となる行為を中止させようとする。弟子達は、心酔するおやっさんの為に甲斐をボコボコにしてしまった。
う〜ん、おやっさん即身仏になるのは世界を救う為なのに、即身仏にさせる為に人を殺してしまったら、それは本末転倒
なんじゃないの? どちらにしても、このおやっさんの願いの為に、人ひとり死にそうになり、何人もの人が殺人未遂等の罪を犯した
犯罪者となってしまった。おやっさんは、それでも良かったの? 申し訳ないんだけど、立派過ぎていまいち共感できなかった。
無事即身仏となった、おやっさんの魂は、お詫びのしるしに甲斐の記憶を戻してやっていた(笑)。
おやっさんの姿を確かに見た甲斐は震え上がる。もしかして自分もアレをついに見てしまったのか?
「君は確かに幽霊を見たんですね!」と満面の笑みで詰め寄る杉下が面白かった。どこまでオカルト好きなんだよ!(クーラン)