休日

この日は、夕方から映画を観に行く。
開映前まで時間があったので、「らーめん専門店 ぶぶか」で食事。
ということで今日の夕飯

とんこつラーメン(オット)、塩麹油そば(私) 私はレモンサワーできめる。オットは呑まず。


★「悪夢ちゃん」第8話鑑賞。
〈あらすじ〉予知夢を見る少女として結衣子(木村真那月)の写真がネットに流出。登校しない結衣子を心配した彩未(北川景子)は、
琴葉(優香)を問い詰める。一方、杏奈(春名風花)の顔の痣に気付いた琴葉は母親から事情を聞く。
彩未は思い出した記憶の真相を万之介(小日向文世)から聞かされる。


彩未の忌まわしい記憶は、なんと「予知夢」だった! 彼女は幼い頃、予知夢を見る能力を持っていたのだ。
彩未は友達の母親を線路に突き落として殺しなどいなかった。あれは、彼女が線路に落ちて死ぬという予知夢を見た時の
記憶だったのだ。そして、その友達の母親とは、万之介の妻だった・・・。探究心から、自分の娘を使って彩未に近づいた
万之介は、彩未を研究材料にしていたのだ。自分が友達の母親を線路に突き落とす夢札の映像を、彩未はその友達と共に見ていた。
そして事故は起きた。まだ幼い少女達は夢札の映像を現実と信じ込み、友達に「人殺し」と責められた彩未は昏倒。
目覚めた時には、悪夢はおろか記憶までも封印して、笑わない子供になっていた・・・。
あまりにも衝撃的な展開に唖然。驚きのあまり声もない彩未に、語りかける万之介。
「消し去った記憶を取り戻さない限り、君は一生本当の自分を受け入れることができない。そうしなければ人を信じることも
心から笑うこともできない。いつか、そのことを思い出した君に私は言いたかったんだ。『大丈夫。これは夢だ』と」。
結衣子だけではなく、彩未のことも救いたくて、万之介は二人を引き合わせた。この二人を救えるのは、互いの存在だけと
いうことが、万之介には分かっているからだ。そして、万之介もずっと自分を責めてきたのだと思う。
結衣子が悪夢を見ると、必ず万之介が「大丈夫。これは夢だ」と言ってくれる。それは、結衣子を落ち着かせる薬のようなものだ。
万之介は彩未にもそう言ってあげたかったのだ。あの時そう言ってあげられなかったことで、心から笑うことさえ忘れてしまった彩未に。
万之介の妻が、かつて彩未に愛情を注いだように、万之介も彩未に幸せになってほしいと願っているのではないかと思う。


杏奈が父親を殺すという予知夢を見た結衣子は、彼女を心配するが「どんな未来も変えてみせる。自分の力で変えてみせる」
と言う杏奈の言葉は、ただただ悪夢に怯えて生きてきた結衣子の心に突き刺さったように見えた。
万之介の元にいても、志岐のもとにいても、悪夢を見ることから逃れられるわけではない。それでも、結衣子だって、心から
笑う事が出来るはずなのだ。その為に、自分は何をしなくてはならないのか。結衣子も考え始めてきたのではないかと思う。


杏奈の父親は、ある殺人に加担していて、その罪の意識から悪夢にうなされていた。
警察に出頭しようとする父親を、母親は杏奈の将来を守るために自殺に見せかけて殺そうとする。それを間一髪で止める彩未。
「杏奈さんはどんなにつらい時でも自分を助けられるのは自分だけだと知っている、誰よりも自分を信じている子です。
その心を見くびらないでください。子供が切り開く未来を勝手に暗くしないでください!」
自分を助けられるのは自分だけ。その為に未来を切り開くのは自分自身だ。それが出来ない人間は、自分を救えないし、
他の人も救えない。久しぶりの彩未のキメゼリフ。ビシッとキマッて感動した。(クーラン)