夕飯

ということで今日の夕飯

  • 鯖の味噌漬け焼(プチトマト・空芯菜のおひたし付け合せ)
  • 一口がんもと野菜の塩麹炒め(ほうれん草・パプリカ・人参・玉葱・ベーコン)
  • 南瓜の煮物
  • ワカメ・長芋・大根の味噌汁


★「ゴーイング マイ ホーム」5話鑑賞。
〈あらすじ〉良多(阿部寛)が再び長野へ行くと聞き、クーナを捜したい萌江(蒔田彩珠)は喜ぶ。だが、久々に登校した学校で、
同級生の机がなくなっていることに気付き、複雑な心境に。自分がいなくとも活気づく職場を目にした良多は、クーナ捜しを
仕事にできないか、真田(新井浩文)に相談する。


なるほど、いつだっだか、机に座っていた男子を萌江が押し倒していたけど、そういうことだったのね。
クローゼットに隠したクーナ像の前には、萌江の弁当のおかずが並んでたけど、あれは「お供え」なんだろうし、ということは
やはり「そういうこと」だったのか。だから、クーナの像を失敬してしまったのね。萌江みたいなクール(に見えるよう)な子が、
ここまでするからには、何かあったのかしら。いずれにせよ、萌江は受け入れていないのだろう。片付けられた机を、元の教室まで、
えっちらおっちらと運ぶ萌江を思い浮かべると、複雑な心境になった。


沙江(山口智子)と時子(りりィ)親子の会話にザワザワした〜(笑)。母娘特有のほんのわずかなイガイガ感がホント良く出てた。
元々ピッタリ合う親子ではなかったのだろうし、沙江もコトを荒立ててまで母親に何かを求めるなんて、時間と労力のムダだと
昔から割り切ってきたのだと思う。今でも色々と思う部分はあるだろうけど、今更母親を責め立てる気持ちもないし、会えば普通に
親子をやってる。その代り、母親とは常に一定の距離を保っていた。それが今回の弁当騒動で、沙江が母親との間に設けている
距離感が、微妙に揺らぐ瞬間があった。微笑みながら、何気ない口調で、母親への恨み言をサラッと口にする沙江。
ホントは言いたくなかったのに、ついつい口に出てしまったというか、言わずにいられなかったという感じが出ていて、
沙江と時子の関係性が凄く良く出ていたと思う。コレ言うの、沙江としては結構勇気がいったんじゃないかとも思うけど、
言ったからといって何かが変わるわけでもない。互いに抱えるものを察したうえで、これまで通り、この母と娘ならではの、
親子を続けていくだけ。そこも良かった。


親子といえば、菜穂(宮崎あおい)と治(西田敏行)の父娘の会話も、なかなか興味深かった。
性格的なこともあるのだろうけど、治に対する菜穂の当たりが、かなりキツく見える。治だからダメージに強いだけで、
あんなカワイイ顔で、あんな冷たいこと言われたら、並みのハートのお父さんは卒倒してしまいそう(笑)。
沙江に比べて随分と若い分、相手に対する許容範囲みたいなものが、まだまだ狭いのかな。流していいところを流せないというか。
栄輔(夏八木勲)とは、気が合うみたいだけど、それは他人だから許せたり、良く見えたりするということなのでは。
いつも肩ひじ張ってるように見えるので、もう少し柔らかい菜穂を見てみたい。(クーラン)