一人酒

金曜なのでオットは呑み会。私も一人酒する。
ということで今日のつまみ

  • 厚揚げと根菜の煮物(昨日の残り)
  • ほうれんそう・パプリカ・ベーコンのソテー(昨日の残り)
  • ガトーショコラ(デザート)


★大奥〜誕生[有功・家光篇]第五話鑑賞。
〈あらすじ〉有功(堺雅人)が家光(多部未華子)の傍を離れることになり、代わりに捨蔵(窪田正孝)が大奥で生活を始める。
礼儀を知らない捨蔵に春日局麻生祐未)は呆れ、有功を捨蔵の指南役として付ける。それを聞いた玉栄(田中聖)は怒るが、
有功は捨蔵を恨まないようにと玉栄を諭す。


家光様の「お前が私を抱くのではない。私がお前を抱くのだ!」には惚れ惚れ! 実際のところ、家光にとって有功意外の
男と寝るのは、恐怖や屈辱以外の何物でもなかっただろう。ともすれば挫けそうになる心を叱咤した言葉でもあったのだと思う。


オリジナルで「若紫」の一件をクローズアップさせていたが、これは、後々あの「天下の悪法」の発端ともなる事件なので、
この展開は良かったと思う。もう一度とりあげることで、あの事件が、玉栄の心に罪悪感となって、いつまでも残り続けるで
あろうことが印象付けられる。このエピソードを、地獄の日々を生きる有功の心を慰めるという展開にもっていったのも良かった。
正気を保つのがやっとであっただろう有功の心に寄り添えるのは、やはり玉栄しかいなかったと思う。
そして、なんといってもラストシーンの有功の視線ですね!子を孕めぬ家光と共に死ねる日を待つことだけが有功の救いだったのに、
その家光が懐妊の後、出産! 虚無と絶望を漂わせる有功の表情が痛々しすぎる。ドラマならではの演出で、とても良かった。
今後も映像の醍醐味を味わいたい。(クーラン)