10月13日(土)の夕飯

休日。この日は夕方から映画を観に行く。時間が遅かったので車で行った。途中、和食系ファミレスで食事
ということで今日の夕飯

天丼御膳(オット)、鍋焼きうどん(私) 私はハイボールできめる


★「鍵泥棒のメソッド」鑑賞。(監督:内田けんじ 出演:堺雅人香川照之広末涼子)
〈あらすじ〉自殺に失敗した貧乏役者の桜井は、銭湯で羽振りのよさそうな男が転倒し気絶するのを目撃。どさくさに紛れて、
鍵を自分のものと取り換え、彼になりすます。しかし、その男は伝説の殺し屋、コンドウだった。桜井は、チンピラから大金の
絡んだ殺しの仕事を受けるハメに…。婚活中の香苗は記憶喪失で途方に暮れるコンドウと出会い好意を抱く。


前作「アフタースクール」から4年ぶりの内田監督作品。本作も勿論脚本を手掛けており、初っ端、風変わりなヒロインの登場で
映画のトーンを一気にきめると、偶然の出会い・様々なエピソード・最後のオチまで、しっかりと見せきる。奇妙な物語なのに、
終始観客の興味をガッチリと掴んでいたと思う。改めてホンの巧さに感動した。その脚本を引き受ける俳優陣の演技も素晴らしく、
皆キャラが立ちあがっていた。時には間を活かし、時にはハッタリを効かせた演出、落ち着いた色彩設計の画作り、どれも映画的で
久しぶりに満足のいく作品に出会えたと思う。
「恋に落ちることさえ理屈をつけたがる。大人はメンドクサイ生き物。」という監督の持論に思わず納得。