三連休最終日

オットが休みをとった。映画を観に新宿に出かける。
映画館で、「ドラゴン飯店」という店の割引チケットをGetしたので、映画終了後その店で食事をした。
ということで今日のつまみ

大根餅、タタキキュウリ、水餃子

棒棒鶏、焼き餃子、フィッシュ&チップス
呑み放題があったのでそれをつける。私は紹興酒、オットはビールをしこたま呑んだ(笑)。


★「やがて哀しき復讐者」鑑賞。
(監督:ロー・ウィンチョウ 出演:アンソニー・ウォンリッチー・レン、キャンディ・ロー、ジャニス・マンナンバー)。<あらすじ>悪徳不動産会社社長ウォンの娘デイジーが誘拐されるが、ウォンは薬物中毒で反抗的なデイジーの自作自演だと
決め付け警察に通報しなかった。その結果、身代金を奪われた上、デイジーは殺されるという最悪の結末を迎える。
復讐を誓ったウォンは、忠実なボディガードのイウと供に犯人探しを始める。


我々が追いかけ続けるジョニー・トーの製作、お馴染みアンソニー・ウォンが主演ということで、期待大で臨んだが、
どうにもはずまなかった。こちらは、サスペンスノワールやアクション映画を期待して観に行ったのだが、内容は意外にも
ヒューマンドラマ。物語が面白ければ、それはそれで楽しめたと思うが、前半は成金ファミリーのウザすぎる親子喧嘩で
観ていてゲンナリしてしまった。「事件」が起こってもサスペンス演出が弾まないので、終始マッタリ。
後半は、親子愛・復讐心・良心の呵責がせめぎ合う父親の心情が描かれるが、脚本の書き込みが甘く、演出もキマらないので、
揺れ動くウォンのキャラクターが、どうしてもブレブレに見えてしまう。結果、誰にも感情移入出来ない作品となってしまった。
せっかく深遠なテーマを扱っているのに、本当にもったいない。やはり次はアクション映画が観たいなあ。
とはいうものの、現在の外交情勢が続けば、もしかしたら香港等のアジア映画が配給されなくなる可能性も無きにしも非ず。
そういう意味では、本作も観ることが出来て良かった。今後もこまめにチェックして拾っていきたい。(クーラン)