三連休最終日

休日。前日の保冷剤が効いたのか、オットの背中の痛みも軽減されているらしい。
そうなると、本人は出かける気満々で止めようもなく、比較的移動距離が短いということで、映画を観にいく。
この日は猛暑で、出かけたのは夕方だったが、まだまだ暑く思わずボ〜ッとしてしまった。
開映まで士時間があったので、日高屋で食事を済ませる。
ということで今日の夕飯

野菜炒め定食(オット)、冷やし中華(私)。私はハイボールできめる。オットは呑まず。初冷やし中華黒酢でサッパリ。


★「崖っぷちの男」(監督:アスガー・レス 出演:サム・ワーシントンエリザベス・バンクスエド・ハリス)鑑賞。
〈あらすじ〉30億円のダイヤを強奪した罪で収監された元刑事のニックが脱獄。ニューヨーク・ルーズベルトホテル高層階から
身を乗り出し飛び降りようとする。制止しようとする警察に対しニックは、最近の任務に失敗して後がない女性刑事リディアを
唯一の交渉役として指名する。


決して悪くはないが、もっと面白くなったのではないか。というのが、見終わった第一印象。以下若干ネタバレ
ある計画のため文字通り崖っぷちに立ち、警察や世間を挑発する男。その設定は抜群だったが、こういったワンアイディアの脚本は、
よほど演出に力がないと、最後まで引っ張り続けるのは難しい。本作もその状態に陥ってしまったような気がする。
崖っぷち男のパフォーマンスと同時進行で、実は金庫破りが秘密裏に実行されている。ここ最近の金庫破りのシーンとして、
一連の作業を随分と細かく描写していることには本当に感心したのだが、肝心の演出がモタついて、こういった場面に必要不可欠な
スリルとサスペンスに欠ける。この点が本当に残念だった。概ね予想した通りのストーリー展開で、脚本に意外性がなかったのも
少し気になる。でも、崖っぷち男に勝手に自己投影して興奮していく「貧しき側の男」は、ちょっと面白かった。
崖っぷち男の弟役に見覚えがあるように感じたが、エンドクレジットを観たら、なんと「リトルダンサー」のジェイミー・ベルだった。
あのけなげな男の子がこんなに大きくなって・・・(涙)。普通に大人の役者として活躍していることに感動した。
この役も、イイ感じのボンクラ加減をうまく表現していたと思う(笑)。パンフチェックしたら順調にキャリア積んでるし、
頑張ってほしいなあ。(クーラン)