一人酒

この日オットは、部下の方のお花の個展を同僚と観に行った後、呑み会。私も一人酒した。
ということで今日のつまみ

  • がんもどきと野菜の卵とじ(昨日の残り)
  • 焼き豚
  • 豆腐サラダ  日本酒「七人の侍」できめる


初めて呑みます。あまりにも有名な映画のタイトルを冠した日本酒。辛口だけど、思ったよりクセがなく呑みやすいです。
どんな食事にも合いそう。


★「ストロベリーナイト」第6回鑑賞。<あらすじ>大手製薬会社社員・長塚(窪寺昭)が刺殺される。成城南署刑事・真弓(加藤あい)と組むことになった玲子
竹内結子)は、長塚が胸部を数ヵ所刺されていたことから、怨恨の線で捜査を進める。菊田(西島秀俊)は、いつになく
捜査に積極的な葉山(小出恵介)に違和感を覚える。


これまで何度か挿入されてきた葉山のトラウマも描かれた面白い回だった。弱い自分を恥じ、強くありたいと願って警察官に
なった葉山。今回の事件で、あの時の弱かった自分と決別出来ると思ったのだろう。でも、現実はそんなに甘くはなかった。
刺殺犯にナイフを突きつけられ固まってしまう。これだけ努力しても、まだダメだった。落ち込む葉山を慰めるのでもなく、
諌めるのでもなく、信頼する仲間としての会話を少しだけして去っていく玲子の姿が印象的だった。男前な上司っぷりに惚れ惚れする。
玲子や葉山を見ていると、強くなるには、自分の弱さをきちんと知って向き合うことから始まるのではないかと思う。
怖いものなしというのは、弱さや怖れを知らないから出来るのであって、強さとはまた別のものだ。
菊田の頼れる先輩っぷりもステキ。あれだけ周囲に目を配れる人がいる組織は、どう転んでも機能すると思う。
また、この事件で描かれた「見えない悪意」にも考えさせられた。人の弱い心に付け込み、高みで世界を支配するかのような悪意。
それに対抗できる強さとは、どういうものなのだろうか。
そういえば、玲子は談笑する菊田と真弓を妙に気にしてたけど、あれは菊田への微妙な女心の現れなのかしらね。(クーラン)