粗食

月曜からオットは残業で夕飯要らず。私もあるもので適当に済ませる
ということで今日の夕飯

  • きつねうどん
  • 豆腐サラダ
  • チョコデニッシュ(デザート)

 
カステラにチョコをぶっかけたようなチープな味わい。でも意外にイケた(笑)。


大河ドラマ江〜姫たちの戦国〜」鑑賞終了。
中盤以降、我ながら何故見続けているのか分からなくなっていたが、なんとか見終わった(笑)。
開始当初は、歴史の主要舞台に必ず乱入、盗み聞き上等の破天荒なお姫様は、三度の結婚で急激に丸くなっていった。
徳川に嫁いでからは「をのこ出産」のプレッシャーや、ようやく産んだ息子は乳母に取り上げられて懐かない等、前半のお転婆ぶりが
嘘のように鬱々と悩み続ける。脚本家が書いた原作の江姫は、かなりさばさばした性格という印象だったので、ドラマ終盤の
江姫像は意外。最後まで座長を務めなければならない上野さんの苦労とリンクしているような感覚だった。
全体の印象としては魅力的な登場人物がいなかったことが残念。正直、秀吉はただの色キチ○イにしか見えなかった。
良かったのは、このドラマではお市様がクローズアップされていたところ。私が今まで見た時代劇の中では、かなりの登場率だった。
個人的に、お市様はどんな女性だっのか、いまいち分かりにくいとずっと思っていた。知っているのは「絶世の美女だった」
ということくらいで、人物像は曖昧。ドラマでも時間を割いて描くことはあまりなかったように感じる。
だいたい、最初の城攻めは子供の為に逃げ延びたのに、何故二度目は子供だけを逃がして城に残ったのか? 秀吉の側室に
させられるのを嫌ったためというのが通説で尤もなのだが、それでもいまいち腑に落ちない。本作のお市様も「女の戦は生き抜くこと」
と言い続けていたにも関わらず、娘を遺して死んでゆく。けれど、その前に「最初の城攻めで私は既に死んでいた」と語る
お市様の言葉に、若干納得できるものも感じた。本作のお市様は誇り高く気性も激しい男前な美人さんとして描かれていた。
そういう気質の女性だったので、最初の城攻めの時、自分の天命はつきたと感じ、夫に殉じるつもりでいたのだろう。
でも、子供の為に本来死ぬはずだった命を長らえた。自分を曲げたのだ。その後は、子供の養育に励みながらも、心のどこかで
今度こそ死ねる時をずっと待ってたのかもしれない。賢く気高い女性だからこそ、誇り高く死ぬことでしか、自分らしい生き方を
貫けなかったのかもしれないと感じた。その生き方は浅井三姉妹其々にしっかり受け継がれていると思いました。(クーラン)