半休

この日は、午後からオットが半休を取る。帰宅途中で買い物をして、その足で使い捨てコンタクトを作りに行ったが、
眼医者が物凄く混んでいたそうで、結局帰りは遅かった(笑)。平日の午後なのに眼医者が混むとは意外。
夕飯はオットのリクエストで、近所の居酒屋に飲みに出かける。
ということで今日の夕飯

サラダ、ピリ辛キュウリ

肉豆腐、焼き鳥、白レバー

エビカツ、おにぎり   オットはヱビスビール、私は酎ハイできめる


★「深夜食堂2」第14話鑑賞。<あらすじ>弁当屋で働く将司(清水優)は、「めしや」で見かけたイクミ(伊藤歩)と自分の店で再会、客の応対を助けてもらう。
イクミの好物はマスター(小林薫)の出す「煮こごり」。イクミに交際を申し込み「彼氏がいる」とふられた将司だが、常連客から、
イクミが風俗嬢であることを聞き、ショックを受ける。定食屋の息子だった将司は、いつか彼女と自分の店を開きたいと、
将来を思い描いていたのだ。


男女が結びつく重要な要因の一つ、「タイミング」のお話。最初に将司が交際を申し込んだ時、イクミの「その時」ではなかった。
イクミの「彼氏」とは、親が作った「借金」のこと。その頃のイクミは借金返済のことしか考えられず、将司との交際を断る。
そのうち、イクミが風俗嬢であることを知り、思い悩む将司。将司が苦悩している部分を少し勘違いしていた。
イクミの職業云々で悩んでいるのかと思っていたが、若干ニュアンスが違っていた。
所謂「年季が明けない」とイクミは自由にはならない。いつまでそれが続くのか? そのことに悩んでいるようにも見えた。
イクミが置かれている状況がイヤだと思っても、彼女の為に全てを捨てたり、駆け落ちを迫るほど、将司は子供ではないし
夢想家でもない。大人だからこそ、ずっと悩んで見守ることしか出来ないのだ。
そうとは知らないイクミは、借金完済を間近にして「燃え尽き症候群」になりかけている自分を不安に感じていた。
やがて、親が亡くなり店を継ぐため将司は田舎に帰郷することとなる。アパートも引き払い「めしや」で過ごす東京の最後の夜、
それは偶然、イクミの年季が明け、彼女がマスターとささやかな「卒業祝い」をする夜でもあった。
「彼氏と別れた」と語るイクミの表情に全てを悟る将司。さりげなく、けれどはっきりと「田舎に遊びに来て」と誘う将司の言葉から
何かを感じるイクミ。将司の夢へと繋がる、そしてイクミが新しい人生へと踏み出す、これが第一歩だった。
ごはんにのせた「煮こごり」が、熱で溶けてフッと沁みわたる瞬間のように、間にあった何かが消え、互いの心が近づく、
二人の為だけに用意されたかのような瞬間に巡り合う人達もいる。その瞬間を焦らず待って、来たら決して逃さない。
それが出来る人は幸せになれるのかもね。と思わされたお話デシタ。ほっこりした。(クーラン)