あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

フジテレビノイタミナ枠の「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」1〜4話鑑賞。<あらすじ>じんたん(CV:入野自由)、めんま(CV:茅野愛衣)、あなる(CV:戸松遥 )、ゆきあつ(CV:櫻井孝宏)、つるこ
(CV:早見沙織)、ぽっぽ(CV:近藤孝行)ら6人は、幼い頃「超平和バスターズ」というグループを結成し、秘密基地で遊ぶ仲間だった。
しかし突然のめんまの死により彼らの間に距離が生じ、めんまへの後悔や負い目を抱えながら、高校進学後は疎遠な関係となる。
受験に失敗し、引きこもりとなったじんたんの前に、死んだはずのめんまが現れ「願いを叶えて」と頼まれる。めんまはじんたん以外の
人間には見えず、幻覚だと思おうとするじんたんだったが、困惑しつつもめんまの願いを探っていく。それをきっかけに、
別々の生活を送っていた6人が再び集まり始める。


あまずっぱ〜い。どちらかというと、シリアスでじっとりした湿度高めの青春群像劇。繊細で意地悪で壊れそうなガラスの10代の描写が
いいです。年寄りなので、萌え要素は感じないし、そこまで感情移入はないですけどね。少女のままのめんまは若干ウザく感じたし。
脚本は岡田麿里さんだけど、前作の「放浪息子」が、個人的にはとっても痛々しくて、毎回唸りながら見ていたので、
それに比べると今回は遠くから見守るように見ています。
キャラ的に気になるのはじんたんのお父さんですかね、年齢的に近いんで(笑)。ソフト〜なあの父ちゃんが、奥さん亡き後、
すっかり扱いにくい子になってしまったじんたんをどういう想いで見守ってきたのか、すっごい気になります。
あと、1話でめんまのママが仏壇の娘に(子供用食器で)カレーお供えするシーンとか、もううるうる(泣)。
4話ではゆきあつの屈折しためんまへの想いが大変な形になってたけど、そんなにヒカなかった。ガチャガチャの女子グッズの
伏線が見事にはられていて、さすが岡田さんだな〜と思いました。(クーラン)