不甲斐ない

夕飯を作るので、じゃが芋の皮をピーラーで剥いていたら、親指の皮の一部も剥いてしまった。
ピーラーに引っ付いている自分の皮を見て、いい年こいて卒倒(たいした領域ではありません)。不甲斐ない。
ということで今日の夕飯

  • ハヤシライス(牛肉・しめじ・じゃが芋・人参・玉ねぎ・セロリ・トマト・パプリカ)
  • 豆腐とじゃこ昆布のサラダ


牛肉も入れたけど野菜もてんこ盛りに入れた。普通ハヤシライスにじゃが芋は入れないと思うけど、我が家的事情で最近は入れる(笑)。


★「フェイク 京都美術事件絵巻」第二回・三回鑑賞。
4日に始まった初回を見逃してしまったので、第二回から参戦。や、これ面白い。初回を見逃してしまったのが悔やまれる。
個人的に古美術の知識が皆無なので、勉強出来るのがありがたい。物語も推理物に絡ませて巧く作られていると思う。
美術品の目利き・浦沢右(財前直美)と京都府警の敏腕刑事・白石亜子(南野陽子)のバディ?がいい感じ。
亜子のモジャロングには笑った。伸ばしっ放しで、とりあえずパーマかけました的な、構わなさ感が滲み出てる。
右の適度に変人じみた挙動もおもろい。それを演じるのが財前さんというのが意外。
片や独身、片やバツイチ。つかず離れずの関係を崩さないアラフォー女の渋い呑み会がイイ感じ。
右の母・曜子を演じる藤村志保さんが「いかにも」という感じで、また渋いながら大輪の花を咲かせている。


しかし、「フェイク」という言葉が毎回いろんな意味を背負っているというのが興味深い。
第二回は、「本能寺の変を潜り抜けた茶碗」という謂れがフェイクだったいう話。
それは、戦争に向かう兵士に生きて帰ることを伝えるため、茶碗の所有者が創作したエピソードだったのだ。
第三回は、実子として育てた娘の幸せを守るため養母が罪を犯す。娘がフェイク(実子ではない)であることは、誰にも知られては
ならなかった。養母の愛情はフェイクではない。心から娘を愛していたのだ。
娘の実母も殺人を犯して子供を手放しており、結婚を控えた娘にとっては、実母も養母も犯罪者となる。
それでも「幸せになっていいんですよ」と訴える右に心温まった。(クーラン)