冷え性

オットが通勤時に貰ったというティシュ。自宅の容器に詰め替えようと思って見たら、「ガールズ寿司BAR」のチラシだった。
「女の子が握った寿司を御賞味あれ!」と書かれ、ネイルアートをバッチリ施して寿司を握るガールの手元が写っている。
一発で食欲が失せること請け合いのイカしたチラシに失笑。や、マジ食いするわけじゃないからいいのか?
そういえば、女は体温が高めなので寿司を握るのは好ましくない。という話を聞いたことがあるが、その説は怪しいんじゃないかと思う。
女性は体温低めな生き物じゃない?冷え性だって圧倒的に女性が多いと思うし。かくいう私も冷え性です。
でも寿司は握らない(握れない・笑)。


ということで今日の夕飯

  • チキンソテートマトソース(竹輪・菜の花・南瓜炒め物付け合せ)
  • 厚揚げのみぞれ煮(昨日の残り)
  • ふろふき蕪(長芋)
  • ワカメ・人参・大根の味噌汁


★「告発〜国選弁護人」初回鑑賞。
田村正和、約4年ぶりの連続主演ドラマ。なんだか色々とすごかった。
冒頭、佐原の友人の弁護士・岡部(橋爪功)を強姦で告発した麗子(釈由美子)が、法廷から全力疾走で逃走するシーンに唖然。
大物代議士・藤尾の不正献金を追求していた岡部は睡眠薬で昏倒させられ目覚めた直後の「現場」を記者に撮影された。
そんなアカラサマすぎる現場写真、誰が見たってやらせにしか見えないと思うのだが。
弱きを助ける国選弁護人が、裏で糸を引く巨悪に立ち向かうというストーリーはスリルもサスペンスも盛り込まれ面白いと思う。
色々と謎も多く、登場人物の心の動きも興味深い。


が、内容より強烈に印象に残るのがドラマ全体の演出。ナレーション(遠藤憲一)を多様するのはいいが、それにしたって限度がある。
崖に立つ正和(なぜかグラサン着用)に、「佐原は断崖絶壁に立った・・・」ってナレーション入れられた日にゃ、
さすがのエンケンの渋声でも笑いを堪えきれなかった。俳優の演技も全体的に大仰に感じる。
けれど、これって演出がヘタだからこうなったというわけではないような気がする。
敢えて大時代的なドラマ作りをして、昭和の重厚なドラマの雰囲気を再現しようとしている感じ。
ジャズバーのシーンとか、個人的には若干気恥ずかしさを覚えるのだけど、いわゆる男の嗜みして必須なのだろう。
大人の男(昭和版)のドラマを作ろうとする意気込みは伝わってきた。画面の色調や色彩設計はすごくいいし、
決めるところは決めてたと思う。
ところで、肝心の正和様の発声がイマイチで語尾が聞き取りにくかった。体調が悪いのではないかと心配になる。(クーラン)