クラッシャー

三連休初日。昼食後、片づけようと、コーヒーメーカーのサーバーをキッチンに運んでいたら、手が滑って落下。粉々になった。
十余年ずっと使い続けていたのにあっけなく壊れてしまった。なんてことないブツだけど、先日「SPEC」で大森南朋の家に
同じものがあって、何気に嬉しかったのになあ・・・。がっくり。最近家電づいてるオットが心なしか嬉しそうなのがまたイラッとする。
しかし、ここ最近私のクラッシュ率が飛躍的に高くなっている。昨年から数えても大分殉職させている。というか殺害している。
「指紋が薄くなったのかなあ。やたらに指が滑る」と言ったら、オットに冷笑された。やっばり気の緩みかしらね。気をつけなくては。 


夕方から映画を見に行く。映画の前に電気屋で家電チェックをした後、日高屋で食事。
ということで今日の夕飯

生姜焼定食(オット)&とんこつラーメン・餃子セット(私) 私はウーロンハイできめる。オットは呑まず。
オットがご飯大盛りを頼んだら、エベレストみたいなのがきた(笑)。


★この日観た映画は「トロン:レガシー」(監督:ジョセフ・コシンスキー、出演:ジェフ・ブリッジスギャレット・ヘドランド)。
や〜、これはな〜。オット的には「どちらかといえば悪い」私的には「どちらかといえば面白い」という感想だった。
て言うか、贔屓目に見ても、ストーリーも全体のテンポも、もっと言えば3Dもいま一歩な作品だと思う。
基本的には前作のもっさりしたディズニー映画という部分がしっかり引き継がれているので演出は単調。
肝心のストーリーもベタな親子もの中心で、27にもなって思春期の子供のような主人公と父との葛藤に時間が割かれている。
こんな非日常空間で今どうしてもやらなければならないことなのかと疑問に思った。


とは言え、あの仮想空間の映像を見ると条件反射でアガる。プログラムが擬人化されたあの世界にワクワクしてしまった。
ネットから隔絶されたサーバー内でエレクトロワールドが深化していたという設定は面白いと思ったし、ライトサイクルの画を
見た時にはあまりのかっちょよさに鼻血が出そうになった。「2001年宇宙の旅」を意識したフリンの部屋の美術にも感激。
その他80年代レトロテイストを目指した方向性も悪くないと思う。
あとダフト・パンクの音楽が物凄く良い。彼らの音楽のおかげで映画の印象はかなり良くなったのではないかと思う。
前作への愛情に溢れていて素晴らしい仕事。ちゃっかり映画に出演していたのには笑った。

トロン:レガシー オリジナル・サウンドトラック

トロン:レガシー オリジナル・サウンドトラック