いまひとつ

休日。私の風邪は大分治まってきたが、オットの体調はいまひとつ。というか、他は悪くないのだが、
咳だけが酷くなる。結局、この日は家でじっとりと過ごす。
夕飯はオットのリクエストで「しゃぶしゃぶ どん亭」で食べる。
ということで今日の夕飯

  • 豚しゃぶセット
  • 牛しゃぶセット  私は白ワインできめる。オットは呑まず。


★「相棒season9」(出演:水谷豊、及川光博)鑑賞。
第6話「暴発」 杉下と神戸が暴く薬物売買摘発の裏に隠された衝撃の真実とは?
麻薬取締部が絡むシリアスな回で面白かった。潜入捜査官の命を懸けた仕事が、
法で正しく捌かれることにより、無駄死になるかもしれないという局面に立たされる。
部下を喪った「麻取」課長(尾美としのり)の苦悩が真に迫っていて、事件の落としどころの
難しさをまざまざと感じた。右京氏の原理主義的思考はこの人の行動規範となるものなので、
変えるべきではない。替わりに神戸に別の選択をさせたことが面白いと思った。
割り切れなさを抱えながら、口論するわけでもなく、各々の選択を「間違っていない」と
語りあうラストが秀逸。
ところで、無知で恥ずかしいですが、麻薬取締部って厚生労働省なんですね。
似た様な仕事でも警察とは管轄が違うというのは勉強になりました。


第7話「9時から10時まで」
たまき(益戸育江)とのデートの帰り。神戸はラウンジのトイレで話し合う2人の男を見かける。
その頃、杉下は殺人事件が発生した古美術店に。景徳鎮の皿を巡る2つの出来事は何を意味する?
これも脚本が面白かった。美術商を装う詐欺師(黄川田将也)が、骨董狂いの客に
贋作を売りつけようと企むが、煮え切らないおっさんはなかなか首を縦に振らない。
ピンクONピンクの衣装といい、決断力の無さといい「揺れるオヤジ心」を余すところなく
発揮する阿藤快に爆笑。このまま「阿藤快劇場」で終わるのかと思えば、最後は詐欺師達の友情に
ホロリとさせられて、意外な展開だった。(クーラン)